世界最高レベルのシミュレーションツールで、日本社会の課題解決に貢献する

2022/10/28

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ダッソー・システムズは、世界中に約2万人の従業員がいるグローバルITカンパニーだ。各国に拠点を持ち、製造業のデジタル化を推し進めるための各種ソリューションを提供している。名だたるトップメーカーがこぞって活用するSIMULIAブランドのシミュレーション製品群もそのひとつ。日本法人のSIMULIAブランドに所属する今村佳香氏にSIMULIAの実力、そして同社の魅力についてうかがった。

〈Profile〉
今村 佳香(いまむら・よしか)
SIMULIAアドボカシー・シニアマネージャー。2012年、勤務していたシミュレーション企業がダッソー・システムズと統合したことでSIMULIAに移籍。ヨガ歴は18年。米国でRYT500(全米ヨガアライアンス協会認定資格)を取得。

※内容や肩書は2022年10月の記事公開当時のものです

次世代の製品開発に欠かせないシミュレーションツール「SIMULIA」

――最初にご入社の経緯からお聞かせください。

今村:私はもともと外資系のシミュレーション企業に勤めていたのですが、10年ほど前にダッソー・システムズと統合したことでSIMULIAブランドのメンバーとなりました。ダッソー・システムズは積極的にM&Aを活用しながら成長してきたので、私のように別会社から参画した社員も多くいます。

――移籍後はどのようなキャリアを歩んできたのでしょうか。

今村:最初の頃は、統合によって発生するいろんなインテグレーション業務のマネジメントを手掛けました。それこそ契約書の様式からプライシングまで、統一しなくてはならない事柄がたくさんありましたから。

その後、ブランドマーケティング、パートナーセールス、ビジネスディベロップメントと異動して、現在はまたブランドマーケティングに戻っています。

――専門知識が求められる仕事だと思いますが、異動が多いのは意外です。

今村:私に限らず、けっこう頻繁にロールチェンジがあるのは当社の特徴かもしれません。ビジネスモデルや社会状況が目まぐるしく変化する中で、どんどん新しい経験を積みながらスキルや視野を広げることを目的としています。

――現在はブランドマーケティングを担当されているとのことですが、SIMULIAについて教えていただけますか。

今村:SIMULIAは当社の数値シミュレーションツールCAE(Computer Aided Engineering)を担当するブランドです。クルマの衝突実験などに使う構造解析、空力性能評価などに使われる流体解析、航空機や建設機械の環境騒音評価などに使われる音響解析、携帯電話などの高速通信を可能にする5Gアンテナ設計などに使われる電磁界解析といった、非常に幅広いソリューションを提供しています。

これらのツールを活用することで、物理的な実験をコンピュータ上のシミュレーションに置き換えることができるわけです。例えば、スマートフォンの新製品を開発していて、耐衝撃性を調べるために落下実験をするとします。普通なら多くのプロトタイプを製造し、それを人が何百回も繰り返し落下させるわけですが、SIMULIAのツールを使えば、シミュレーションを実行してバーチャルな環境で製品性能評価を行うことができます。

スマートフォンなら複数のプロトタイプを製造することはコスト的に可能かもしれませんが、クルマで衝突実験をしようとしたら1台作るのに数億円はかかりますし、1回で終わりというわけにもいきませんよね。

そうした場合に、シミュレーションツールを使えば細かく設定条件を変えながら何度でも実験ができます。しかも、どの箇所からどうやって壊れるのかといった詳細なデータも得られる。とくに航空宇宙や医療機器など、大規模だったり実際の実験が難しかったりする領域では、シミュレーションツールを活用するメリットは非常に大きくなります。

――なるほど、たしかにそうですね。

今村:加えて、ダッソー・システムズの場合は、SIMULIAのような数値シミュレーションだけでなく、3D-CAD、PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)、データ管理など、モノ作りの上流から下流まで対応できるソフトウエアが揃っていて、それらを3Dエクスペリエンス・プラットフォーム上で連携しながら使うことが可能です。設計・製造から販売まで全てのプロセスやデータを一元管理できることは、他社にない大きな強みになっています。

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熟練技術者の減少を、テクノロジーで補完する

――社会課題の解決という点から、ダッソー・システムズとしてはどんな貢献ができるといえるでしょうか。

今村:日本の場合、労働分野ではとくに人手不足、技術力不足などが叫ばれています。私たちが提供するエンジニアリング分野におけるデジタライゼーションは、その解決手段のひとつになることは間違いないと思います。

例えば、長年のノウハウを持つ熟練技術者の多くが定年期を迎えており、その技術継承が大きな社会課題となっていますよね。しかし我々のシミュレーションツールを活用すれば、彼らの“感覚やノウハウの数値化”や“プロセス”を再利用することできます。そこで得られたデータを新製品の開発や製造工程の改善に活用し、技術者の経験不足を補うことが可能になるのです。

一例を挙げると、世界最大級の建設機械メーカーである株式会社タダノ様は、まさにそうした問題に直面しており、当社にご相談をいただきました。ご存知のように建設業界では人手不足が深刻で、クレーンを操作する熟練オペレーターも減少しています。彼らのノウハウを今後どう引き継いでいくかは、メーカーであるタダノ様にとっても大きな課題となっていました。

建設用クレーンの操作というのはとても繊細で、荷を吊り下げるとブームと呼ばれる腕の部分がたわんでしまいます。たわみは荷の重さによって変化し、熟練オペレーターはそれを長年の経験で調整しながら操作しているのですが、そうした感覚も全て数値化し、リアルタイムで感性評価を行いました。その結果得られたデータを活用し、タダノ様では熟練者の感覚に頼らなくても操作できる建設機械の開発に役立てています。

このようにモノ作りの進化にはシミュレーション技術は欠かせません。それこそクルマがガソリン車からハイブリッド、EVと進化して、次は自動運転となっていくのもシミュレーションがあるからこそ。実は身近で重要な技術なのです。

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モノを売るというより、コンサルティングに近い仕事

――技術側ではなくセールス職で入社した場合、どういったお仕事をすることになるのでしょうか。

今村:それぞれのセールスは、担当のインダストリーを持ち、業界特有の課題とクライアントごとの課題をヒアリングし、自社のソリューションでどう解決していけるのか。目先ではなく、3年や5年の単位で解決策をご提案していきます。だから私たちの仕事はモノを売るセールスというより、コンサルティングに近いといえますね。

――やりがいはどんなところでしょうか。

今村:これは当社のカルチャーでもあるのですが、チームプレーを重視しており、メンバーみんなで結果を出していく面白さがあります。ダッソーは世界中に拠点があるので、「この内容ならフランス本社のあの人にも入ってもらおう」など、どうやったら顧客の課題を解決できるのかをグローバル単位で考えていきます。

実際、世界中の社員がイントラネットでつながっていて、それぞれのバックグラウンドも書かれているので、私のところにもぜんぜん知らない人からいきなり相談があったりします。そうやって頼ってもらえるのはうれしいし、いろんな人とつながることで学びも多いですね。

――御社にはどんな人が向いているとお考えですか。

今村:お客さまの課題をヒアリングして解決する仕事なので、例えばコンサルタント経験者の方などは即戦力になれるでしょう。入社の段階では、技術についての知識は必要ありません。分からないのが当たり前で、そのために技術職のメンバーがいますし、役割ごとに業務はきちんと分けられています。ただ、チームプレーの会社なのでコミュニケーションスキルは重要です。

あとは、ある程度役割が決まっているとはいえ、ルーティンワークではないので受け身の姿勢だとちょっと厳しいですね。新しく入った社員にはメンターが付きますが、誰かが仕事を手取り足取り教えてくれる環境ではありません。まわりと上手にコミュニケーションしながら、自分でどんどん切り開いていける人が向いていると思います。

――つまり、チャレンジ精神がおう盛な人が適している?

今村:まさにそうです。自分の頭で考えて、どんどんチャレンジしてほしい。当社はフランス発祥の会社というのもあって、個人のやり方や考え方をとても尊重するカルチャーです。これはダメとか、こうしなければならないといった押し付けは一切ありません。言ってみればプロセスは全て自由。もちろんそれは、責任を伴った上の自由ですけれど、自由にチャレンジしたいという人には最適な環境ですね。

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より多くの領域に進出し、社会をさらに良くしていきたい

――SIMULIA事業部の今後の方向性を教えてください。

今村:SIMULIAの場合、とくに日本のインダストリーでは自動車の比重が大きいので、これまであまりアプローチして来なかった領域にも広げていきたいですね。例えば小売りや消費財メーカー。海外だと小売り業界でもシミュレーションツールの導入が盛んになっています。

飲料メーカーで言えば、「積み重ねても潰れにくいペットボトル」の形状を、シミュレーションツールを活用して開発したりしています。そういった商品は何億本と出荷されるので、容器の材料費をほんの少し削れるだけで莫大なコスト削減になるわけです。そうした海外事例も紹介しながら、国内でも業界を新規開拓していければと思います。

――ダッソー・システムズの魅力について、他に「これだけは伝えたい」ということがあれば教えてください。

今村:働きやすさはぜひお伝えしたいですね。象徴的なのはダイバーシティーで、お話ししたように個人を尊重する会社なので、国籍、ジェンダー、性的指向などで差別がないか厳しくチェックをしています。会社として働く環境の整備に意識的に取り組んでいると思います。

――最後に転職を検討している方にメッセージをお願いします。

今村:ダッソー・システムズはインダストリーを11に分けていて、自動車、航空宇宙、医療医薬品など多種多様なクラアントがいます。身の回りの製品でいえばスマートフォン、コンピュータ、飛行機、EV、新素材などあらゆる業界や分野の製品が私たちのソリューションを使って開発されていると言ってもいいでしょう。

最近、新卒の若手と話をした時に、「最初は自分たちの仕事が社会にどう役立っているのかいまひとつ実感できなかったけれど、これだけの製品を生み出しているのを目の当たりにして、仕事の意義が理解できてきた」と言っていました。

社会をより良くする仕事であること。それが私たちの誇りでもあります。とてもやりがいのある仕事なので、ぜひ多くの方に興味を持っていただければと思います。

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コラム作成者
外資就活ネクスト編集部
外資就活ネクストは、「外資就活ドットコム」の姉妹サイトであり、現役プロフェッショナルのキャリア形成を支援するプラットフォームです。 独自の企画取材を通して、プロフェッショナルが必要とする情報をお伝えします。