アプリを利用しませんか?
大事なスカウトを見逃さない
コラムやイベント情報をいち早くキャッチ
AI新機能もアプリ限定で月内リリース予定!
求職者の経験やスキルを踏まえ求人を紹介し、企業とのやりとりを代行してくれる転職エージェント。丁寧に選考対策を行ってくれたり、今後のキャリアについてアドバイスしてくれたりする場合もあり、彼らを頼りたくなるのは自然なことだろう。
一方で、彼らのビジネスモデルを理解しておかないと、よい関係が築けなかったり、ミスマッチな企業に入社してしまったりしかねない。
特集「“転職エージェント”は必要か」第3回では、転職エージェントの行動原理を理解し、納得のいく転職活動の助けにしてもらえるよう、彼らがどこからフィーを得ているのか、エージェント企業の組織構造はどうなっているのかなどをまとめた。【南部香織】
転職エージェントは、「エージェント」の名の通り「代理人」である。誰の代理かというと、「人材を採用したい企業」だ。
つまり、顧客企業の代理となって採用活動の一端を担うことが、彼らの役目となる。
一般的に中途採用の場合、新卒の一括採用とは異なり、募集する職種、職位、業務内容などが多岐にわたることが多い。ゆえに企業の人事が、求める人材に自社の募集案件を周知し、応募してもらい、スクリーニングするのには手間がかかる。エージェントはそういった採用関連の業務を、一部代行しているのである。
具体的な流れはこうだ。
🔐この先は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。