【部門別】投資銀行の業務と転職の可能性・年収・労働時間
2022/12/26
#転職ハウツー
投資銀行の主な業務は、企業の資金調達やM&Aをサポートすること。ただし最近ではリサーチやアセットマネジメントも行っているので、部門別に具体的に解説します。また転職先としての投資銀行の魅力や欠点もチェックしましょう。
投資銀行とは
ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、JPモルガン、野村證券に代表される投資銀行。 主な業務は、企業による有価証券の発行・売買をサポートすることです。そのため企業が大規模なM&A(企業買収)やIPO(株式公開)を行う時には、投資銀行が全面的にアドバイス・支援をしているのが一般的です。 投資銀行は、M&AやIPOにおけるアドバイス業務に対するフィーや有価証券の売買手数料で収益を上げています。「銀行」というより「証券業」
投資銀行は「銀行」と名がついていますが、銀行ではありません。日本では、銀行業・証券業はそれぞれ以下のように定義されており、投資銀行は証券業に当たります。- 銀行業・・・預金を預かり、それを法人・個人に貸し付ける。または為替取引を行う
- 証券業・・・株・債権など有価証券を取り扱う。売買だけでなく発行支援を行う場合も
このように、企業の株式や債券を発行したりM&Aのために株式の売買を行う投資銀行は、日本では証券業として扱われます。 それにも関わらず「銀行」という名前が付いているのは、投資銀行は英語で「Investment Bank」と呼ばれ「Bank(銀行)」という言葉が入っているからです。
M&AやIPO支援以外にも業務領域が拡大
元々は有価証券の新規発行やM&Aのアドバイスを主な業務としていた投資銀行ですが、市場の拡大に伴い、現在では以下のような業務も行っています。
コラム作成者
外資就活ネクスト編集部
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