生き生きと働いて価値を発揮し、キャリアの選択肢を広げていける。新しい形の「Well-being」

2023/06/19

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新しいミッション・ビジョン・バリュー(以下、MVV)の策定や、Well-being先進企業への取り組みなど、時代を見据えた経営を行っているライズ・コンサルティング・グループ(以下、ライズ)。

同社は社員がコンサルタントとして継続的に価値を出し続けることはもちろん、Up or Out(昇進するか、退職するか)と言われてきたコンサルティング業界を変え、“Up or Supported”を掲げてキャリアの選択肢を広げ、一人一人がキャリアを前向きに自己決定できる環境にすることを目指している。実際に、どのような考え方で、どんな施策を講じているのか。CEOの北村俊樹氏に語ってもらった。

〈Profile〉
北村俊樹(きたむら・としき)
株式会社ライズ・コンサルティング・グループ 代表取締役社長CEO。
ロンドン大学卒業後、フューチャーアーキテクト、野村総合研究所を経て、ライズ・コンサルティング・グループに参画。金融・製造・官公庁を中心に、IT活用戦略を中心としたコンサルテーションと業務改革、構想策定に多数従事。当社参画後は、CIOアジェンダのアドバイザリー業務に加え、AI・ロボティクス・ブロックチェーンなどの先端テクノロジーを活用した業務改革、組織再編、新規ソリューションの立ち上げをけん引。2021年3月から現職。

※内容や肩書は2023年6月の記事公開当時のものです

新しいミッションに込めた、会社として成し遂げたい思い

――ライズは2023年1月に、新MVVを策定しました。どのような経緯で創業時のミッションを再定義することになったのでしょうか。

北村:ミッションの再定義に向けて動き出したのは、2021年の夏のこと。私はその少し前の2021年3月にCEOに着任したのですが、そのときに改めて、経営者としてミッションの実現に取り組む必要があると思い、創業時から掲げていたミッション「Produce Next(=日本の再生のために、次の未来を創造する)」について深く考えました。

当時ライズは2012年の創業から8~9年目を迎えるタイミングで、社員数も増え、多種多様なメンバーが100~150人と集まるようになっていました。また、外部環境も、コロナ禍などを踏まえて創業時から大きく変化していました。

そこで、創業10周年の節目に次の10年に向けて、ミッションを作り直してもいいのではないかと考えたんです。

――新しいMVVは、どのように検討したのでしょうか。

北村:まずは「Produce Next」とは何かを突き詰めようとしました。

その際に、コンサルティング業界の100年ほどの歴史を振り返って業界の成り立ちや変化を学び、将来についても考えることで「Produce Next」の本質が見えてくるのではないかと思い、社内で有志を集めた「コンサルティング業界歴史研究会」を発足させました。

その中で見えてきたのは、コンサルティングとはクライアントの問題解決であり、クライアントが手掛けるビジネスは人々のしあわせのために取り組んでいる活動だということ。つまり、私たちの仕事の大上段には、“人々のしあわせ”があることを再認識したのです。

そして、それらを踏まえた上で新しいミッションを策定しようと動き始めました。全社員にアンケートを実施し、みんなの意見を聞きながら、MVVの核となるキーワードを選定していきました。

――新MVVに込めた思いを教えてください。

北村:新しいミッションは、「PRODUCE NEXT ~しあわせな未来を、共に拓く。~」です。

「Produce Next」というキーワードは端的かつポジティブなフレーズで、社員にも親しみがあったため、そのまま引き継ぎました。

当社はクライアントに対して、新規事業の立案や実行支援を行う案件が多く、一緒に汗をかきながらハンズオンで進めていき、次の時代をつくっていきます。

その中で、「Produce Next」というキーワードを社員一人一人が解釈しながら、共感を持って案件に取り組んできたのではないかと思います。

新しく定めた「しあわせな未来を、共に拓く。」というサブメッセージは、今の世の中で求められている視点も踏まえながら、当社が社員と成し遂げたい思いを込めました。ここには、以前のサブメッセージにあった「日本の再生」ももちろん含まれています。

また、「しあわせ」の定義は曖昧で、人によって価値観も異なりますし、時代や時流によっても常に変化します。明確に何が「しあわせ」なのか、あえて定義するつもりはありませんし、だからこそ一人一人に追い求めていってほしいと感じています。

新ミッションにはライズとして果たすべき使命や存在意義を定義したので、そこに向かって私たちが具体的に何を目指すのか、クライアントの課題を解決するために普段から何を大事にしなければならないのかを、ビジョンとバリューに落とし込みました。

ビジョンは、「Top of Mind ~いつの時代も、いちばん必要とされる存在に。~」です。「TOP of MIND」は、マーケティングで「第一想起」という意味。つまり、クライアントが困ったときに、その相談先として必ずライズの社名やコンサルタントの顔が真っ先に浮かぶようになりたいと考えています。

そのために必要だと定めたバリュー「RISE above RISE ~絶えず進化を、絶えず成長を。~」は、今のライズを常に越えていくことを意味します。これはコンサルタントとして求められる価値を言語化したものです。

新MVVは、社員に好意的に受け入れられています。コンサルティングファームはプロジェクト単位で動くことが多いため、会社としての一体感は希薄になりがちです。しかし、今回は社員からも意見を吸い上げ、自分たちの言葉で表現したので、全社員にとって意義のあるものにできたのではと思います。 description

Well-beingの考え方で、キャリアを広げながら目先の仕事にも価値を出していく

――ライズは、2023年1月に日本版の「Well-being Initiative」(*1)に参画し、Well-beingの先進企業を目指した取り組みを強化しています。貴社は以前から「ワークライフバランス」というキーワードも重要視してきましたが、これらをどのように捉えているのでしょうか。 *1 日本経済新聞社、公益財団法人Well-being for Planet Earth、そのほか複数の参画企業によるWell-being経営が評価される世の中をつくるために発足された企業コンソーシアム

北村:まず、私たちは「ワークライフバランス」を、「“ピュアコンサルティングタイムの最大化”と“社員のケイパビリティ最大化”のバランス」だと考えています。

「ワークライフバランス」のワークが意味することは、会社としてクライアントに価値提供をして利益を生み出していくこと。当然、そのような経済活動を持続させて会社の成長につなげていかなければなりません。コンサルティングの資本は“人”、つまりコンサルタントです。

そこで、彼らが生き生きと働いて成長できるようにするために、社員の能力を最大化することが重要だと考えました。これらのバランスが整っていることは、“ワークライフバランスを保っている状態”といえるのではないかと感じています。

そしてその根底にあるのが、一人の人間(Human Being)として心身および社会的に健康で生きていられることだと考えました。つまり、Well-beingの要素を大事にしたいという考えに至りました。

――コンサルティング業界は顧客の経営陣や事業責任者と一緒に働く機会が多いため、ハードワークと長時間労働のイメージがあります。

北村:おっしゃる通りコンサルタントは、その分野で第一線を張ってきた経営層や事業責任者クラスの中に飛び込み、彼らが困っている経営課題を解決するため、日々価値を出さなければなりません。

また、3〜6カ月の短い単位で次々と異なる業界や企業に向き合い、課題をインプットしたり、解決策を提案したりと、常に全速力で走り続ける側面もあります。それを何十年も続けていこうと思える人は実際のところなかなかおらず、キャリアの途中でコンサルティング業界を去る人もいます。

そこで私たちは、コンサルティング業界における将来のキャリアの選択肢を広げながら、目先の仕事でも継続的に価値を出せる環境にすることがWell-beingだと定義しました。

――実際に、経営者としてどのようにWell-beingに取り組んでいますか。

北村:Well-beingについては、主に3つの力を大事にしています。

1つ目は「生きる力(個別育成力)」で、Well-beingな状態にするための、スキルを含む個人の力です。

2つ目は「つながる力(組織力)」です。人は、誰と仕事をするかでモチベーションや仕事の進め方が変わります。そのため、仕事を一緒に進める人とのつながりを大事にしたいです。さらに、今はVUCA(*2)やDX(デジタルトランスフォーメーション)の時代で、経営課題の複雑化やビジネスの高速化が進んでいます。 *2 Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった将来の予測が困難な状況を示す造語

そこで、会社としても1社単独で問題解決をしようとせず、さまざまなテクノロジー企業やフリーランスといち早く協業し、問題解決をすることで最大・最速の価値を出していきたいと考えています。

そして3つ目は「魅せる力(ブランド力)」で、これは上場も見据えた自社のブランド、状況を正しく見せ、適切に評価してもらうことです。

当社では、これら3つの力に加えて、脳科学アプローチも重視しています。Well-beingの実現には、心身の健康を保つ「セロトニン」、他者とのつながりによって分泌される幸せ成分の「オキシトシン」、達成感ややりがいによって分泌される「ドーパミン」の3つが大事だと考えています。そこで、会社としてこれらをサポートできるさまざまな取り組みを行っています。

――これらの施策で具体的に取り組んでいることを教えてください。

北村:経営陣と社員が対等に対話できる環境を作り、社内のさまざまな情報を全社へ積極的に公開しています。例えば私の予定の空き時間は全社員が使うカレンダーで開示しています。

他にも新しい取り組みに投資する、評価を適切に行って成果に対して昇格の道を提示する、待遇や働く場所、勤務時間などの選択肢を広げるといった施策には、以前から取り組んでいます。

その中でキャリアの話に着目すると、当社は自身のキャリアを自己決定できるよう支援しています。

コンサルティング業界は、昔からUp or Outの世界だと言われてきました。でも、人によって成長スピードや得意不得意が異なる中で、私はUp or Outにずっと疑問を感じてきました。

そこで当社では「Up or Supported」を掲げ、社員一人一人の状態を適切に把握し、会社としていろいろな選択肢を提示し、良い意味でその中に選択肢がないのであれば外に見つけるサポートをして、当社の卒業すら後押ししたいと考えています。

ライズには、さまざまな業界やテーマを経験できる「One Pool制」や、新たなテーマの研究ができる「プラクティス制」、社内施策に取り組める「Young Board制度」などがあります。

また、こうした仕組みが形だけのものにならないよう、気軽に相談できる風通しのいいカルチャーづくりを大切にしています。 description

「共感・共鳴・共創によるオーケストラ型のプラットフォーム」の実現に向けて――改めてライズの魅力を教えてください。

北村:ライズは、今の時代に合った新しいコンサルティング業界の形を提唱し、実現していきます。現在は200~300人規模の組織なので(2023年3月時点)、一人一人輝ける場所があり、成長を実感できるはず。大手のコンサルティングファームにも、立ち上げたばかりのファームにもない、ライズだけの魅力だと思います。

――今後の展望を教えてください。

北村:IPO(新規株式公開)を目指して、より一層成長していきたいと思っています。実現したい世界観は、「共感・共鳴・共創によるオーケストラ型のプラットフォーム」です。

今は首都圏の大手企業が主なクライアントですが、今後は地方の中小企業やスタートアップなどにも広げていきたいと考えています。そして、外部の人材も含めてチームを組成し、当社の特色でもある現場一体型の支援で後押しをしていきたいです。

さらに、これからはより一層社会に貢献していくフェーズにも入っていくので、地方創生やSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みにも着手していきたいと思います。 description

コラム作成者
外資就活ネクスト編集部
外資就活ネクストは、「外資就活ドットコム」の姉妹サイトであり、現役プロフェッショナルのキャリア形成を支援するプラットフォームです。 独自の企画取材を通して、プロフェッショナルが必要とする情報をお伝えします。