ベンチャーキャピタル(VC)とは何か。若手の業務内容や求められる人材像などを解説
2023/07/11
#ファンドとは何か
#投資ファンド業界事情
有望なスタートアップ企業に投資して、成長を促し、企業価値が高まることで生じる金銭的リターンを回収するベンチャーキャピタル(VC)。
今回はそんなVCについて、Liigaの姉妹サービス・外資就活ドットコムの特集「就活生が知らない『VC』の正体(全6回)」の内容を基に、そのビジネスモデルや仕事内容、求められる人材像などを紹介します。
スタートアップ投資で稼ぐ、VCのビジネスモデルとは
VCのビジネスモデルは、将来有望なスタートアップに投資(株式を取得)を行い、投資先の企業価値が高まった後に、株式を売却して収益を得るというものが一般的です。
流れとしては、以下のようになります。
・出資を募り、ファンドを組成する(金融機関をはじめとした機関投資家、事業会社などが出資者)。
・スタートアップに資金を供給し、その対価として株式などを取得する。投資後は投資先企業の事業立ち上げや経営をサポート。
・投資先が大きく成長し、IPO(新規株式公開)などを行うタイミングで株式を売却。株式取得費と売却額の差分(キャピタルゲイン)に基づく、運用益を出資者に分配。
このような流れの中で、VCはファンドの運用手数料やキャピタルゲインの一部を報酬として受け取ります。
また、VCには独立系や金融機関系など、さまざまな種類があります。
上記の他にも、カーライル・グループやベインキャピタルなどの外資系ファンド企業や、ゴールドマン・サックスのアセットマネジメント部門などもスタートアップ投資を行っています(ゴールドマン・サックスのスタートアップ投資については、特集「就活生が知らない『VC』の正体」第6回で読むことができます)。
若手ベンチャーキャピタリストの業務内容とは
ではベンチャーキャピタリストは、どのような仕事をするのでしょうか。
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コラム作成者
外資就活ネクスト編集部
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