新人コンサルの仕事に「何か違う」と感じる人へ。人の人生に伴走する、キャリア支援という選択肢
2024/09/19

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来る日も来る日も、エクセルやパワポ(*)とにらめっこ……。

そんな日々に「何か違う……」と違和感を抱く若手コンサルタントも、いるのではないだろうか。この記事で経験談を語る藤沢将貴さんも、かつてそんな思いを抱えていた。新卒でコンサルティングファームに入った彼がネクストステップに選んだのが、キャリア支援事業を展開するアンテロープキャリアコンサルティング(以下、アンテロープ)。「人に向き合う仕事」に携わる中、かつての違和感とは程遠い日々を送っているという。

この記事のもう一人の語り手、諏訪夏樹さんも似た理由で、キャリア支援の世界に足を踏み入れた。アンテロープでは時に人の人生を左右するような仕事に携わり、「手触り感」のある経験を得られているという。

2人の言葉から、キャリア支援の業界、そして「業界内でも、人に正面から向き合う姿勢は特徴的」(諏訪さん)というアンテロープの魅力が伝わってくる。 *マイクロソフトの表計算ソフト「Microsoft Excel」と、プレゼンテーションソフト「Microsoft PowerPoint」

〈Profile〉
写真右/藤沢将貴(ふじさわ・まさき)
アンテロープキャリアコンサルティング ディレクター。
立命館大学経営学部卒。2018年に新卒で国内コンサルティングファームに入社。クライアント企業の利益改善支援などに携わった後、2021年にアンテロープへ入社。
同左/諏訪夏樹(すわ・なつき)
アンテロープキャリアコンサルティング ディレクター。
早稲田大学法学部卒。2017年に新卒でIT系の大手コンサルティング企業に入社。基幹システムの導入支援などを経験した後、キャリア支援の企業に転職。2020年、アンテロープに入社。

※内容や肩書は2024年9月の記事公開当時のものです。

「20代を過ごす場として最適か?」という問いが、転職の引き金に

――まず、アンテロープへの入社に至った経緯を聞かせてください。

藤沢:2018年に、新卒で日系コンサルティングファームに入社しました。そこで4年ほど働いて、アンテロープに移りました。理由は、もっと自分の得意領域に近い仕事をしたいと思ったからです。

――その得意領域とは。

藤沢:クライアントと直接コミュニケーションを取る、いわゆる営業系の仕事ですね。議論や提案などをしながら、クライアントの利益が最大化されるように導いていく。前職のコンサルティングファームでも幸いなことに、時にはパートナーに同行させてもらい、クライアントと接する仕事を経験できました。そういったときは、とても楽しくて。

――力を発揮することもできたと。

藤沢:そう思います。パートナーなどから、「絶対に営業系の仕事が向いている」と言ってもらえることも、度々ありました。

――とはいえ新人のコンサルタントだと、そういった仕事に携わることは多くないですよね。

藤沢:そうなんです。クライアントより、エクセルやパワポと向き合う時間の方がはるかに長くて……。

――それで転職することにしたのですね。人材業界に興味を持ったのはどうしてですか。そして、なぜアンテロープを選んだのでしょう。

藤沢:人材って、企業にとって絶対に必要なものですよね。「なくてもビジネスや生活が成り立つものをゴリゴリと売りにいく営業」ではなくて、クライアントと同じ方向を向いて伴走できる点が、この仕事の魅力だと思っています。

そしてアンテロープは、業界内でも「ゴリゴリではない」色合いが特に強い。個人的に「マイルドな社風」と表現しているのですが、そんなカルチャーが自分に合うと感じて入社しました。 description

――諏訪さんも、元々コンサルティング業界にいたのですよね。

諏訪:はい。新卒でITコンサル系の大手企業に入社して、2年ほど在籍しました。それからキャリア支援系の企業に移って、1年くらい勤めてからアンテロープに入社しました。

――藤沢さんと同じように、コンサル企業での業務内容に違和感を抱いて業界を変えたのでしょうか。

諏訪:そうですね。当時は基幹システムの導入を支援する業務だったのですが、元々IT系のバックグラウンドがなかったこともあり、自分が携わるべき仕事かという点で、次第に疑問が膨らんでいったんです。

「貴重な20代を過ごす場として最適か?」と自問した結果、業界を変える決断をしました。 description

アンテロープはストック型のキャリア支援。「元候補者」という言葉は使わない

――コンサル退職後に別のキャリア支援企業で勤務した諏訪さんは、アンテロープの特徴を実感しているのではないでしょうか。

諏訪:その通りです。前職もそうでしたが、一般的にキャリア支援の事業者は、例えば月に何件応募させたかなど数字の部分を優先的に追い求めます。でもアンテロープは、違う。数字を大事にしつつも、それより相談してくる候補者の意思を優先させるんです。その点は徹底されていて、会社のカルチャーといえると思います。

業界内でも、人に正面から向き合う姿勢は特徴的といえるのではないでしょうか。

――藤沢さんの言う、「マイルドな社風」と似た話ですね。そうしたカルチャーの背景にあるものとは。

諏訪:創業者で代表を務める、小倉基弘の哲学でしょうね。この会社に入る時の面接でも候補者ファーストのポリシーがひしひしと伝わってきて、結果として入社を決意しました。

藤沢:要は、無理な営業や仕事の紹介をしないということですね。クライアントとも候補者とも、長期的に付き合っていくことを重んじています。なのでアンテロープでは、転職支援が成功してどこかの企業に入社した人とも、継続的にコミュニケーションを取ることが奨励されています。

そのための会食費などには、かなりまとまった予算を割くんです。

諏訪:同業他社はフロー型、アンテロープはストック型のキャリア支援と表現できるかもしれませんね。この会社に入って驚いたことの一つが、前職でよく使っていた「元候補者」という言葉を、全く聞かないことです。アンテロープでは、候補者は一度どこかの企業に入っても、「候補者」のまま。つまり、われわれが全力で支援する対象であり続けるんです。

コンサル業界で若手が得られるのはハードスキル、キャリア支援で求められるのはソフトスキル

――ところで、コンサルティング業界での経験は、今の仕事のどんな部分で生きていますか。

藤沢:コンサルティングファームへの転職を支援する際は、当然生きています。実際に体験しているので、コンサルタントの実務内容、若手の役割などについては、候補者に対して説得力を伴った説明ができますから。

ただ、キャリア支援とコンサルティングファームの仕事は全くの別物で、過去の経験が生きたことより、新たに学んだり身に付けたりする必要があったことの方が、ずっと多い印象です。 description

――キャリア支援とコンサルティングファームの仕事の違いとは。

藤沢:まず時間の使い方が全然違います。前職で大半を占めていたエクセルやパワポと向き合う時間は、かなり短いですね。代わりにいろいろな人と話して、クライアント企業や候補者を理解したり、採用戦略やキャリアプランを提案したり、課題解決に向けて議論したりすることに時間を費やします。

諏訪:確かに全然違う仕事ですね。使う筋肉が全く異なるというか……。

藤沢:コンサルティングファームの若手の仕事は、ITツールの習熟度などハードスキルが問われる世界です。実際、ハードスキルを磨くには、とてもいい環境だと思います。

一方、キャリア支援の業界で問われるのは、コミュニケーション力をはじめとしたソフトスキル。コンサルティング業界でもパートナークラスになるとソフトスキルが大事になりますが、キャリア支援では若手のうちから高いソフトスキルが求められます。

「投資銀行への転職は不可能ではない」と伝えた途端、候補者の目の色が変わった

――クライアント企業や候補者を支援する中で、印象に残っているエピソードなどがあれば聞かせてください。

藤沢:候補者が全く想定していなかったキャリアチェンジを実現できることがあって、そういう事例は印象的ですね。ある人の例を挙げると、その人は当初「総合ファームに入りたい」と話していたんです。しかしよくよく話してみると、実は投資銀行に入りたがっていることが分かってきた。

当時その人は、新卒で入った日系の大手保険会社に勤めていて、保険会社から投資銀行への転職は無理だと自分で決め付けていたんです。一方、われわれの目からするとその転職は不可能ではない。私はそれを伝えた上で、選考対策などの伴走支援をしました。 description

1年くらいかけて支援した結果、その人は見事に有力な投資銀行の内定を獲得しました。その後、入社後1年という短期間で昇進するなど成果を出していると聞いていて、とてもうれしく思っています。

今でも忘れられないのが、「投資銀行への転職は不可能ではない」と伝えた時の、その人の様子ですね。明らかに目の色や声色が変わって、前のめりになったんです。

そういう、人の人生の大事な局面でサポートできる点は、この仕事の醍醐味だと思っています。

諏訪:その通りで、転職は人生の大事な局面なので、やりがいと責任の重さを感じます。少し前に、プライベートで仲のいい友達の転職を支援することが何件かありました。どの案件でもすごくうまくいったので、とても印象に残っていますね。

いずれも、年収を倍近くに引き上げることができたんです。たまたまその中の何人かは配偶者が出産した直後で、喜びが重なりとてもうれしかったのを覚えています。まさに、人に寄り添って、その人生と密接に関わる仕事ですね。 description

コンサル業界で「向いてないのでは?」と感じている人に、飛び込んできてほしい

――どんな人がアンテロープでの仕事に合っていると思いますか。

藤沢:諏訪が言ったように、人に寄り添って一人一人の人生に大きな影響を及ぼす仕事です。ある意味当然ですが、相手と密にコミュニケーションを取りながら支援していくことが好きな人には、とても合うと思います。

それと個人的には、かつての私のようにコンサルティングファームにいて「向いてないのでは?」と感じている人には、ぜひ飛び込んできてほしいですね。私にとっては、そうした疑問に対するある種の解を得られた場が、アンテロープです。

諏訪:私にとってもそうですね。もちろんコンサルはコンサルで世の中に必要とされる大事な仕事ですし、ピタッとフィットする人もいます。そういう人たちがコンサルの道を歩み続けた方がいいのは、言うまでもありません。一方で少しでも違和感を覚えているのであれば、ネクストステップの候補の一つにアンテロープを入れてほしいですね。

私はアンテロープに入ったことで、経済面だけではなく本質的な意味でも、人生が豊かになったと感じているんです。多くの人とつながって、多くの人に感謝されて、かつ少し前に挙げた友達の例のように、多くの喜びを共有できている。仕事をしながら本質的な豊かさを追求したい人ならば、すごく合うと思います。 description

コラム作成者
外資就活ネクスト編集部
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