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アクセンチュアという社名を聞いて、あなたはどのような印象を持つだろうか。「UP or OUTの厳しい会社」「他人を頼りづらいドライな社風」「女性にとっては働きづらい」……といったイメージが浮かんだ方は、今回のインタビューを読むと少し驚くかもしれない。
話を聞いたのは、アクセンチュアに中途入社した2人の女性社員。SIerから転職し、現在はITコンサルタントとして活躍する安田氏と、アクセンチュアで2度の産休・育休を経験したエンジニアの松井氏だ。2人はなぜアクセンチュアに入社し、現在どのように働いているのか。社員から見たアクセンチュアの印象について、詳しく語ってもらった。
※内容や肩書は2025年2月の記事公開当時のものです
コンサルから開発まで自社完結。アクセンチュアの強みに引かれて
――これまでの経歴について教えてください。
安田:新卒入社したSIerで2年半、2社目のSIerで6年半システムエンジニアとして勤務した後、2023年にITコンサルタントとしてアクセンチュアに入社しました。
1社目では公共系のプロジェクトを担当していたのですが、よりプライムに近い案件を経験したいと考えて転職することに。2社目では製薬会社の営業支援システムの要件定義から納品までを一気通貫で任せてもらいました。
ただ、顧客と長く付き合っていくうちに「SIerはあくまでモノづくりを依頼される会社で、根本の課題解決は任せてもらえない」ということに気付き、コンサルタントになろうとアクセンチュアへ転職しました。
松井:私は新卒で非鉄金属系メーカーに入社し、社内システム部門にて基幹システムの開発・運用を担当していました。8年ほどずっと同じシステムに携わっていたので、もっと幅広い技術領域に触れたい気持ちがあり、転職を決意して現在に至ります。
――転職先にアクセンチュアを選んだ理由は何でしたか。
安田:コンサルティングだけでなくシステム開発まで自社で行っていたことが、主な決め手です。私は元々エンジニアのため、「IT知識がないコンサルタントの言うことは信用できない」という思いがありました。その点アクセンチュアは、課題の整理から企画、開発、そして運用保守まで全て自社で担っている会社です。他社は子会社やパートナー企業に任せているケースがほとんどだったため、アクセンチュアが私の理想に最も近い会社だと感じ、入社しました。
松井:転職エージェントを利用して転職活動を行い、その際に紹介されたうちの1社がアクセンチュアでした。幅広いプロジェクトに関われる点や、面接での雰囲気が思った以上に和やかだった点に引かれて、入社を決めました。
立場が変われば景色も変わる。想像以上の挑戦と成長
――アクセンチュアに入社後は、どのような業務に携わってきたのでしょう。
安田:入社してから現在に至るまで、公共系アプリの新規機能開発プロジェクトに参画しています。ITコンサルタントとして、提案から要件の整理や定義まで任せてもらっています。
松井:初めは小売業のクライアントに向けて、店舗スタッフのシフトを組む業務アプリを開発しました。その後1度目の産休・育休に入り、復帰後は金融業界の決済アプリの追加機能を開発するプロジェクトにアサインされました。2度目の産休・育休を経て、現在はまた小売業界向けの業務アプリ開発プロジェクトに時短勤務で参画しています。
――転職して大変だったことや、成長痛を感じた部分はありますか。
安田:前職のSIerにいた頃は、完璧とはいえない企画や要件を提示してくるコンサルタントに対して、「なぜこんなシステムを作ろうと提案したのだろう?」「もっとこんな機能を付ければいいのに」と、不満を持ったこともありました。
しかしいざ自分がコンサルタントの立場に立ってみると、見える世界は全然違っていました。法制度や人間関係のしがらみによって実現できないこともたくさんあり、コンサルタントはその調整に回ることも多い、想像以上に泥くさい仕事でしたね。ただその分、社会的にインパクトの大きい仕事ができる面白みも存分に味わえています。
中途入社だと、過去の経験や知識が足かせになってしまう場面もあります。私は中途入社のため、IT知識を豊富に持っていることが強みになっている半面、いろいろなことを考え過ぎてスケールが小さくなってしまう癖があります。「開発しやすいか」「うまく運用できるか」といった現実的な考えばかりを巡らせるのではなく、クライアントが求める画期的なアイデアを生み出せるよう試行錯誤しているところです。
松井:前職では自社のシステムを開発していたため、クライアントとコミュニケーションを取る経験があまりありませんでした。そのため、言葉の選び方やクライアントへの対応の仕方は、入社後に努力して習得しました。
また、アクセンチュアが手掛ける案件は難易度が高く、また規模が大きいことも多々あります。その分、プレッシャーは大きいかもしれません。自分の業務範囲を「ここまで」と決めずに、期待値を超える動きをすることが求められます。大変ではありますが、この環境だからこそ得られる成長もあると思います。
「助け合い」は当たり前。高い生産性と平等が根付く組織文化
――アクセンチュアでは高い生産性やパフォーマンスが求められるかと思いますが、育児との両立は可能なのでしょうか。
松井:1人だけで全ての仕事を完璧にこなすのは、難しいと思います。ただ、アクセンチュアなら大丈夫だとも思います。意外かもしれませんが、当社は“困ったときはお互いさま”という考えが根付いていて、お互いをサポートしようとする意識がとても高いです。
私も子供の都合で仕事ができなくなってしまったときなどは、チームメンバーや上長によく助けてもらっています。以前には、2人の子供と私が連続で高熱を出してしまい、2週間丸々お休みしたこともありました。
最初は「自分がやった方が早いから」と、細かいタスクまで全て1人で背負っていましたが、子育てをしているとそれが裏目に出てしまうこともありました。任せられる業務はメンバーに任せること、急な用事で仕事を抜けても問題がないよう引き継ぎの準備をしておくことが、仕事と育児を両立するコツだと思います。
またアクセンチュアには、「ベビーシッター補助」などさまざまな育児支援制度がありますので、それらを活用するのも賢い方法かもしれません。
――コンサルティングファームは全体的に、とにかく激務な印象があります。アクセンチュアの働き方はいかがですか。
安田:もちろん繁忙期とそうでないときの波はあります。ただ、アクセンチュアは稼働時間をかなり厳しく管理している会社だと思います。社員には各自の労働時間管理、また管理職にはチームの労働時間管理に関するトレーニングや啓蒙を継続的に行ったり、残業をきちんとモニタリングしたりすることで、会社としても労働時間管理に力を入れています。特に若手社員は、労働時間が長くなり過ぎないようしっかり守られている印象です。
逆に言うと、最初は限られた時間の中でパフォーマンスを出すことに苦労するかもしれません。業務スピードを高められるように自己研鑽したり、専門外の業務は社内ネットワークを駆使して任せたりしながら、生産性を高めることを意識しています。
――「女性だから」という理由で不利な待遇を受けたり、反対に特別扱いされたりしたことはありますか。
安田:前職では、同じくらいの成果を出していても男性の方が昇進することが早く、違和感を覚えたこともありました。しかしアクセンチュアでは、そう感じることは全くありません。反対に「女性だから昇進が早い」といったこともありません。男女関係なく、パフォーマンスの高さを公平に見る会社だと思います。
松井:私は産休・育休を経験しましたが、休暇に入る前も後も同じ部署におり、産休前と同じようなプロジェクトに参画させてもらっています。周りには、産休・育休中に昇進する女性社員もいます。ライフステージに合わせた働き方を支えるカルチャーや制度などのさまざまな支援が、アクセンチュアにはあります。
憧れのロールモデルがいる職場で、理想のキャリアを
――今後、目指したいキャリア像や目標があれば教えてください。
安田:「クライアントから一番に相談される人」になることです。社内に尊敬している上位の職位であるマネージング・ディレクターの人がいるのですが、その人はいつも想像を超える方向から多彩な提案ができる優秀な人で、クライアントからよく「助けてほしい」と相談を受けています。私もその人と同じくらい、クライアントから厚い信頼を寄せられるITコンサルタントになりたいです。
松井:私も安田さんと同様、ロールモデルにしている人がいます。私がキャリアのことで悩んでいた際に紹介してもらった人で、何と時短勤務で育児をしながら、上位の職位であるアソシエイト・ディレクター職を務めているのです。
その人は家族との時間をとても大切にしており、子供が小学生に上がった今もなお時短勤務を選択しています。その上でキャリアアップも実現していて、学ぶべきところが多いと感じています。
――改めて、アクセンチュアの「最も魅力的だと思うところ」を教えてください。
安田:先ほども触れましたが、社会的インパクトが大きな仕事ができることが一番面白く、魅力的です。加えてもう一点、さまざまな人から幅広い知識が得られるのもアクセンチュアで働く利点だと思います。
当社は毎回同じ部署の人と働くのではなく、プロジェクトごとに各部署から人が集まり、チームが編成されるのが大きな特徴です。毎回関わる人が替わるため、そのたびに新しい知識や情報が吸収できるんです。知的好奇心を刺激される、楽しい環境だと感じています。
松井:プロジェクトの幅が非常に広いため、新しい技術にもたくさん触れられるところです。「Flutter(フラッター)」という新しいフレームワークを使った開発なども経験できました。さまざまな経験を積んで自分の幅を広げたい人にとっては、これ以上ない環境だと思います。
――アクセンチュアへの入社を検討している人にメッセージをお願いします。
安田:アクセンチュアは、私が想像していたよりもずっと優しい会社でした。「UP or OUT」のような考えもありませんし、助け合いの精神が根付いているので働きやすいと思います。
また、当社はプロジェクト制かつ非常に幅広い案件がそろっているため、自分に合う仕事が必ず見つかるはずです。社内向けの採用サイトから応募したり、上長などを頼ってアサインしてもらったりと、プロジェクトは希望を尊重してもらえるため、自分に合う環境をぜひ見つけてみてください。
仕事へのプロフェッショナリズムを持つ人と、お互いを高め合いながら一緒に働けたらうれしいです。
松井:「短い時間で成果を出すこと」に前向きに取り組める人は、アクセンチュアにとても向いていると思います。時と場合にはよりますが、きちんと業務を調整できていれば、有休も気兼ねなく取得できるんです。アクセンチュアの風通しの良さを、男女問わず多くの人に知ってほしいですね。