変革のうねりの中で、金融の未来を描く。日本を、「課題先進国」から「課題解決先進国」へ導くA.T. カーニーの挑戦

2025/10/31

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社会の在り方が大きく変わりつつある。人口減少やデジタル化、地政学リスクの高まりなど、あらゆる構造変化が産業の枠を超えて進行していることは、皆さんもご存じだろう。その影響は金融業界にも及び、従来のビジネスモデルや枠組みの再定義が求められている。

A.T. カーニー(グローバル・ブランド名はKEARNEY)は、そうした変化の最前線で、銀行・保険をはじめとする金融機関、そして非金融業の新たなチャレンジを支援してきた。経営アジェンダ起点で変革を設計し、社会課題の解決と持続的な企業成長を両立させる。そのアプローチの核心について、A.T. カーニーの金融プラクティスを率いる2人のシニアパートナーに語ってもらった。

〈Profile〉
写真右/河野修平(こうの・しゅうへい)
シニアパートナー
東北大学大学院修了。IBMビジネスコンサルティングサービス(現日本IBM)を経て、A.T. カーニーに入社。10年以上の戦略コンサルティング経験を有する。金融機関を対象に、全社戦略、新規事業開発、営業戦略、IT戦略、オペレーション改革など、幅広いテーマにわたり、数多くのコンサルティングを手掛けている。加えて、さまざまな業界向けに、ITインフラ構想、デジタルケイパビリティの強化、デジタル投資評価など、テクノロジー分野のコンサルティングも行っている。
写真左/福島渉(ふくしま・わたる)
シニアパートナー
東京海上グループにおいて、コマーシャルビジネス推進、資産運用、規制改革、グループ経営戦略の立案・推進など多岐にわたる分野で経験を積み、その後デロイト トーマツ グループでコンサルタントに転身。主に保険業界の戦略領域で数多くのプロジェクトを手掛けるとともに、日本の保険プラクティスリーダーとして同グループ全体のビジネス拡大に大きく貢献した。戦略コンサルタントとして、保険業界向けの戦略立案・実行、オペレーション改革、新事業開発、海外展開を中核の専門領域としている一方、業界を問わずビジネスを通じた社会課題の解決や新技術の社会実装においても豊富な実績を有している。

※内容や肩書は2025年10月の記事公開当時のものです。

銀行・保険・非金融。業界の枠を超えて進化する次世代の金融モデルとは

――A.T. カーニーの金融プラクティスでは、どのようなテーマや領域を支援しているのでしょうか。

河野:私たちは長年にわたって、銀行・保険・クレジットカードといった伝統的な金融機関を中心に、戦略からオペレーション、IT・デジタルまで、経営に関わる幅広いテーマを支援してきました。また近年は、小売業や商社といった「非金融業」が金融サービスに参入する動きも活発で、そうした新しいプレーヤーとの取り組みも増えています。

背景には、金融業界全体を取り巻く大きな構造的変化があります。人口減少や企業数の減少が進み、かつてのような経済の右肩上がりという前提は崩れてきていることに加え、金利の変動や気候リスク、テクノロジーの進化など、新たな外部要因も発生しています。

そうした環境の変化に伴い、金融機関も非金融業も、ビジネスモデル自体を再構築する転換点に立っていると言えるでしょう。例えば銀行は「お金を貸す」から「共に事業をつくる」へ、そして保険業界は「補償」から「予防」へと価値を転換しようとしています。同時に、小売業や商社、通信など、これまで金融とは距離のあった企業が、自社のサービスに金融機能を組み込む動きを加速させています。

A.T. カーニーではこの二つの潮流、つまり既存の金融機関の変革と、非金融業による金融領域への参入という両側面を支援しています。どちらも新しい金融の在り方を形づくる重要な動きであり、その意思決定や変革の立ち上げを共に進めていくことを重視しています。

福島:私は保険業界の戦略領域でキャリアを重ねてきましたが、まさに河野が言った通り、業界全体が大きな変革期を迎えていると強く感じます。保険は社会のインフラとして長い歴史を持ちながらも、ビジネスモデルや提供価値の前提がこの数年で大きく揺らぎ始めています。

例えば販売チャネルの変化です。これまでは生命保険なら営業職員、損害保険なら代理店営業が主流でしたが、デジタルの浸透によって「オンラインで情報を得て、最後は人に相談して決める」というように購買行動が複雑化しています。こうした行動や期待の変化に合わせて、最適な顧客体験をどう描くかが大きなテーマになっています。

さらに、保険が提供する価値そのものも変わりつつあります。これまでは「事故が起きたら補償する」ことが中心でしたが、今は「事故を防ぐ」「健康を維持する」といった予防・行動変容を促すサービスが拡大しています。AIやデータを活用しながら、人が介在すべき部分とデジタルに任せる部分の最適なバランスを探ることも重要です。

こうした変化をどう位置付け、どの方向にかじを切るのか。その意思決定を支援し、変革を現場に実装していくことが、私たちA.T. カーニーの役割だと考えています。

――そうした変革の支援において、A.T. カーニーのアプローチにはどんな特徴がありますか。

河野:経営アジェンダ起点で変革を設計することが特徴です。単発の課題解決ではなく、中長期の経営目標を描き、そこから逆算して複数のプロジェクトを連動させていく。経営の意思を現場で実装するまで一貫して伴走しています。

加えて、業界別のチームと、デジタルやM&Aといった機能別の専門チームがプラクティス横断で連携する、マトリクス型組織も大きな強みです。課題に応じて社内外のエキスパートを組み合わせ、最適なチームを組成する。その柔軟性が、変化の激しい時代における最大の競争力になっていると思います。 description

日本発の変革で、世界の変化をリードする

――福島さんは2025年5月に入社されたそうですが、その理由や思いについて聞かせてください。

福島:ここ数年、金融業界全体で「これまで当然だと思われてきたこと」が根底から変わろうとしています。これまでの成功パターンが通用しない状況で、経営者が本気で変革に挑むためには、表面的な改善ではなくコアとなる意思決定を支えるパートナーが必要だと感じていました。

そうした“本質的な意思決定”を共に考え抜けるファームは、実は多くありません。その中でA.T. カーニーは、まさにそのポイントに極限までこだわる組織です。短期的な成果だけでなく、企業が「なぜ変わるのか」「どんな未来を描くのか」という問いに真正面から向き合っていく。その姿勢に強く共感して入社を決めました。

――福島さんの参画によって、金融プラクティスにはどのような変化がありましたか。

河野:福島が加わったことで、これまで以上に保険領域への支援が本格化しました。私たちは元々銀行を中心に強い関係を築いてきましたが、これからの金融業界を考える上では、保険を含めたより広い視点が欠かせません。バンキングとインシュアランス、それぞれの専門性を生かして議論できるようになったことで、プラクティス全体の厚みが増したと感じています。

――これからの金融プラクティスが目指す姿も聞かせてください。

河野:現在の日本は「課題先進国」と言われるほど、構造的な変化が集中している市場です。少子高齢化、デジタル化、災害リスクなど、解くべき課題の複雑さは世界でも類を見ません。ただ、課題先進国だからこそ、「課題解決先進国」になり得ることも事実です。日本で生まれる金融変革のモデルは、やがてアジアや世界でも応用できる可能性があります。

日本で本質的な変革を成し遂げることが、世界をリードする原動力になる。私たちはそう確信しています。A.T. カーニーの金融プラクティスは、その挑戦の最前線で、未来の金融の形をクライアントと共に描いていきたいと思っています。

福島:私が大切にしているのは、「難しい課題にあえて取り組む」姿勢です。保険業界には多くのコンサルティングニーズがありますが、その中でも、誰もが難しいと感じるテーマにこそ取り組む価値がある。右に行くのか左に行くのか、経営判断そのものが問われるような課題に真っ向から向き合うチームでありたいと思っています。

――そうしたチームづくりを進める上で、A.T. カーニーならではの強みはどんな点にありますか。

河野:一番の特徴は、プラクティス間のコラボレーションの深さです。金融×デジタル、保険×AIなど、異なる領域のプラクティスメンバーが日常的に意見を交わし、新しい提案を生み出しています。シニアパートナー全員が定期的に議論を重ね、縦横の壁を極力なくす文化を育ててきました。

今後はこの特徴をさらに進化させて、社外の専門家やアルムナイ(卒業生)とも連携し、ネットワーク全体で価値を生み出すエコシステム型の組織を目指したいですね。

福島:コラボレーションによる掛け算は、間違いなくA.T. カーニーの強みです。ただ、私としては「個が強いからこそ掛け算が成立する」とも思っています。個の力が1のままでは、いくら組み合わせても1×1で1にしかならない。でも、各自が3や5の強みを持っていれば、掛け合わせたときにその力は一気に9にも25にも広がります。

つまり、強い個や尖とがった個が集まってこそ、組織としての力が指数的に伸びるということです。多様なバックグラウンドを持つメンバーが専門性を磨きながら協働できる。その環境が、A.T. カーニーの大きな魅力だと感じています。 description

自ら考え、動く人へ。あなたの“WILL”が、未来を動かす

――どんな人と一緒に働きたいと考えていますか。

河野:単純に「稼げるコンサル」をやりたい人には、A.T. カーニーは正直あまり向かないかもしれません。私たちが目指しているのは、金融業界や社会に本質的なインパクトを残すこと。そのためには、産業そのものに情熱を持ち、クライアントと一緒に未来を変えていく覚悟が欠かせません。

キャリアをつくるためにコンサルティングを選ぶ、という人もいると思いますが、私たちはその逆です。「どんな課題を解きたいか」「どんな変化を起こしたいか」という思いを軸にキャリアをつくっていく。そうしたWILL(意志)を持った人と共に働きたいと考えています。

福島:全く同感です。加えて言うなら、変革の時代において「これまでのやり方で十分」「自分の専門分野だけやっていればいい」という姿勢は通用しません。業界もテクノロジーも、想像以上のスピードで変化しています。だからこそ、知識やスキルを持っていること以上に、それをどう使い、どう広げていくかが重要です。

特定の業界知識だけにとどまってしまうと、いつの間にか変化に取り残されてしまいます。求めるのは、基礎を押さえた上で、新しい技術や考え方を柔軟に取り入れられる人。自分の専門性を深めながらも、未知の領域に興味を持って踏み出せる人が、これからの金融変革には必須だと思います。

河野:またわれわれ金融プラクティスは、日本の金融サービス変革を、より広範に、より深く支援するために、多様な人材を仲間に迎え入れたいと考えています。コンサルタントとして与えられたクライアントワークに携わるのみならず、日本の金融を本質的に変革するプラクティスをつくっていく、例えばオファリング開発やクライアント開発など、“こと”にWILLがある人と一緒に働きたいと考えています。

――入社後の成長環境についても聞かせてください。

河野:プロジェクトアサインの考え方も、A.T. カーニーの特徴です。単に「空いている人を入れる」のではなく、その人のWILLやキャリアの方向性を踏まえて丁寧に議論し、最も成長につながる機会を提供するよう心掛けています。プロジェクトの積み重ねがコンサルタントのキャリアを決定するからこそ、本人の思いに向き合うことを大切にしているのです。

福島:私も入社してまず驚いたのが、このアサインへのこだわりでした。本人の意思とプロジェクト内容の整合性を考え抜いて決めていく。その分マネジメント側の負荷は増えますが、一人一人の成長に本気で向き合う姿勢に感銘を受けました。

一方で、ここは受け身では成長できない環境でもあります。自分が何をやりたいのか、どんな力を身に付けたいのかを自分で定義し、自ら機会をつかみにいく姿勢が求められます。逆に言うと、そうした主体性を持つ人であれば、望み通りの成長機会をつかみ取ることができるでしょう。挑戦の場は常に開かれています。あとは、自分自身の意思次第です。

――最後に、A.T. カーニーへの転職を検討中の読者にメッセージをお願いします。

河野:金融業界の構造がこれほど大きく変わる時代は、私の知る限りこれまでありませんでした。だからこそ、変化を恐れずに挑戦を楽しめる人にとっては、絶好のタイミングだと思います。A.T. カーニーは少数精鋭のチームながら、品質へのこだわりはどこにも負けません。金融の変革を通じて社会にインパクトを与えたい、そんな思いを持つ人にぜひ会いたいですね。

福島:私たちはこれから、銀行や保険といった枠を超えて、新しい金融の形をつくり出していきます。まだ答えのないテーマに挑み、自らの専門性を生かして新しい価値を生み出していく。そうした取り組みに本気で挑みたいなら、これ以上の場はありません。この社会の未来は、誰かが決めるものではなく、私たち一人一人がつくっていくものだと思います。その最前線に立ちたいと思うなら、ぜひ気軽に会いに来てください。 description

コラム作成者
外資就活ネクスト編集部
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