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日本IBMは、コンサルティング、システムインテグレーション、ITベンダーという三つの機能を一つの企業のなかに併せ持つ、日本のIT業界でも稀有な存在です。グローバルブランドの安定感と、現場で鍛えられる技術・業務知見の両方を手にできることから、新卒入社の人気も中途市場での評価も長らく高い水準を保ち続けています。
本記事では、外資就活ネクストに登録されている日本IBM在籍経験者637名のキャリアデータをもとに、転職元と転職先、職種、年収レンジ、在籍年数といった切り口から、日本IBMというキャリアが市場でどのように位置づけられているのかを定量的に明らかにします。在籍経験者の年収分布は400-600万円層から1,000万円超まで広く分布しており、25-29歳の中央値は550万円である一方、40歳以上では中央値1,200万円・上位四分位1,600万円と、キャリアの進み方によって到達水準には大きな幅があることが特徴です。
日本IBMの中途入社者の前職データから、コンサル・IT・事業会社という三方向からの人材流入構造を読み解きます。
まず、日本IBMに中途で入社した人々が、その直前にどのような企業に在籍していたのかを見ていきます。コンサル業界からの流入が中心なのか、同じIT業界からの横移動なのか、あるいは事業会社からの異業種転職が多いのか——前職を知ることは、自分が日本IBMで戦える人材なのかを見極める最初の手がかりになります。
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