リサーチ業界マップ2026|エクイティからマクロ、シンクタンク、コンサルまで

2026/05/07

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就職活動や転職活動において「リサーチ」という職種に興味を持ったとき、多くの方がまず直面するのは、その全体像の掴みにくさではないでしょうか。証券会社のアナリスト、銀行のエコノミスト、シンクタンクの研究員、コンサルティングファームのリサーチャー――いずれも「調査・分析」を生業としながら、所属する組織によって求められる役割やアウトプットの性質は大きく異なります。

本記事では、セルサイド・バイサイドの証券会社から、メガバンク、シンクタンク、中央銀行・公的機関、国際機関、そしてコンサルティングファームに至るまで、日本国内でリサーチ機能を持つ主要プレイヤーを業種別に整理しました。それぞれの組織がどのような目的でリサーチを行い、どのような人材を求めているのかを俯瞰することで、キャリアの方向性を考える際の参考としていただければ幸いです。

1. リサーチの対象領域

リサーチの対象は「株式(エクイティ)」と「債券・マクロ(フィクストインカムなど)」に大別され、それぞれ求められるスキルセットやキャリアパスが異なります。

リサーチの対象は、大きく「株式(エクイティ)」と「債券・マクロ(フィクストインカムなど)」に分かれます。

領域 主な業務 担当の特徴
エクイティリサーチ 業績予測・適正株価の算出 セクター別(自動車・小売・TMTなど)に担当
マクロ(エコノミスト) GDP・雇用統計など経済指標の分析 日本・米国・欧州など地域別に担当
マクロ(ストラテジスト) 市場全体の資産配分戦略 エコノミストの分析を土台にした大局的な動きを分析
クレジットリサーチ 国債・社債の金利動向分析 株式より広い業界をカバーする傾向
為替リサーチ 為替レートの予測 比較的少人数の領域

1-1. エクイティリサーチ(株)

株式調査や株式アナリストとも呼ばれます。「自動車」「小売」「TMT」など特定の業界(セクター)ごとに担当を持ち、各社の決算資料やIR情報を読み込んで、今後の業績や適正な株価を予測します。財務三表を読み解く定量分析だけでなく、経営陣や業界関係者への直接取材による定性分析も重視されます。

1-2. マクロリサーチ

エコノミストとストラテジストに分かれます。エコノミストは日本、米国、欧州など地域別にGDPや雇用統計などの経済指標を分析し、景気動向を予測します。ストラテジストは、エコノミストの分析を土台に「市場全体の資金はどう動くか」「どの資産に投資すべきか」という大局的な戦略を描きます。

1-3. クレジットリサーチ(債券)

国債や社債などの金利動向を分析します。国債分野ではエコノミストの見立てをもとに、日銀やFRBなどの金融政策と国債金利の動向を予測します。社債分野では株式より広い範囲の業界を担当する傾向があり、企業ごとの信用力を分析して社債の利率を予測します。

1-4. 為替リサーチ

エコノミストなどの見立てをもとに、今後の為替レート(円安or円高になるかなど)を予測します。リサーチ部門の中でも比較的少人数の領域です。

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コラム作成者
外資就活ネクスト編集部
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