【イベントレポート】メン獄さん登壇「コンサルの中で学んだこと。コンサルの外で学んだこと。」|外資就活ネクスト

コンサル時代の実体験を綴った著書『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』(文藝春秋)が話題を呼び、YouTubeチャンネルの登録者も1万人を突破したメン獄さんを招き、外資就活ネクストがトークイベントを開催した。大手総合系コンサルティングファームで約12年、アナリストから管理職(シニアマネージャー)まで務め、現在は医療系スタートアップで自治体向けオンライン診療の営業を担うメン獄さん。基調講演では「コンサルのサバイバル思想」「活躍する人の特徴」「コンサル経験の活かし方」を、後半のQ&Aではキャリア・AI・転職まで、独自の視点で語り尽くした。その内容をダイジェストでお届けする。
目次
大手総合系コンサルティングファームに新卒で入社し、アナリスト・コンサルタントから管理職(シニアマネージャー)まで約12年にわたって在籍。官公庁や大手通信事業の業務システム改善・運用設計、PMO(工程管理支援)などに従事した。現在は医療系スタートアップに転じ、自治体や医師会向けの渉外・企画営業を担当している。コンサル時代の実体験をまとめた著書『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』(文藝春秋)が話題を呼び、YouTubeチャンネルの登録者は1万人を突破した。
X(旧Twitter):@uudaiy
note:メン獄さん|note
YouTube:メン獄さんのYouTubeチャンネル
基調講演:コンサルで潰れないための「サバイバル思想」
冒頭、メン獄さんは自身のキャリアを振り返った。大手総合系ファームに新卒で入社し、アナリストを2年、コンサルタントを4年、その後マネージャー、シニアマネージャーへと約12年。官公庁・自治体向けの業務システム改善やPMO(工程管理支援)に携わってきた。その体験をほぼ事実に近い形で綴ったのが、著書『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』だという。
印象的だったのは、メン獄さんが新卒で就職した当時、コンサルは「物好きがやる仕事」で、優秀な同期の多くは大手金融機関へ進んでいたという指摘だ。それが今や「とりあえず受ける」人気職となり、各社が大量採用する時代に変わった。母数が増えたぶん、昇進や評価に思い悩む若手も増えている――そんな時代認識が、話の出発点にあった。
「コンサルのサバイバル思想」というテーマに対して、メン獄さんが示した答えはシンプルだった。
「コンサル業界で長く働くための一番の秘訣は、深刻になりすぎないこと。サバイバルは文字どおり“生き残る”という意味。悩みすぎる人から脱落していく」
同期より昇進が遅い、評価が低くて怒られる、希望と違う案件に回された――。大量採用時代の若手から寄せられるこうした悩みに対し、「スタッフからマネージャークラスまでは、評価が低くても一撃でクビになることはまずない」と、まず力みを解くところから話は始まった。上司に怒られる時間も「その分の給料をもらっている」と考えて耐えればいい、と語る姿に、会場からは笑いが起きた。
そのうえで示されたのが、働き方の3つのルートだ。
- 起業ルート:いずれ独立する
- 出世ルート:会社の中で大きな資本を動かし社会的インパクトを出す
- 「羊の道」:絶妙なパフォーマンスを出しつつ、ほどよく力を抜いて自由を謳歌する
どれが正解ということはなく、「自分の"魂の形"に合った道を選ぶこと」が肝心だという。やりたいことと本音がずれていると人は簡単に壊れてしまう、と自身の経験を交えて語った。この詳細は連載記事「コンサルで潰れないための"サバイバル思想"」で掘り下げている。
コンサルで長く活躍する人の共通点