想像以上だったGAFAの厳しさ「給料は2倍になった。でも2週間で辞める人も…」GAFA実力主義の実態とは?
2020/04/02
#GAFAでの働き方
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#日系メーカーから脱出する

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「高給」「働きやすい」そんなイメージがあり、転職先としても人気のGAFA(Google、Amazon、Facebook、Appleの通称)。しかし、不安に思う方もいるかもしれません。巨大IT企業のシビアな実力主義が自分に合うのかと。

そこで今回は、新卒で外資系メーカーに入社後、GAFAの中の1社へ転職した佐々岡悠人さん(仮名)に、「巨大IT企業ならではのカルチャー」「求められる仕事のクオリティ」などについて聞きました。

〈Profile〉
佐々岡 悠人(仮名)GAFA 事業開発マネージャー
大学院を修了後、新卒では大手外資系メーカーに就職。同メーカーでは日本支社にエンジニアとして配属されたが、営業センスを買われてセールス職として本社へ異動。その後ヘッドハンティングによりGAFAの中の1社へ転職。現在は事業開発マネージャーとして勤務。
【目次】
・BtoCのスピード感を求め、リファラル経由でGAFAへ転職
・数字は0.01%まで追求…プレゼンでパワポ禁止…想像以上だったGAFAの厳しさ
・GAFAの面接でウソは禁物。「落とし役」の突っ込みは“半端ない”
・外資系メーカー→GAFAで給料は倍に。ここ以上の待遇は考えられない

BtoCのスピード感を求め、リファラル経由でGAFAへ転職

ーー今の会社に転職したきっかけは何だったのでしょう。

佐々岡:前職の同僚でこの会社に転職した人がいて、その人から「ポジションが空いているけど興味ある?」と誘われました。前職は社員同士のつながりが非常に強い会社でした。なので、パフォーマンスを出していれば、OBやOGから自ずと声がかかるような環境でした。社風が似ていることもあり、GAFAに転職する人は多かったですね。

ーーリファラルだったのですね。ならば、入りやすかったですか。

佐々岡:いえ、残念ながらGAFAは、リファラルだけではすんなり入れません。私の場合、面接はしっかり4回、各45分間でした。当然、全員がGOサインを出さないと採用されません。

ーー前職と同じ職種で転職したのでしょうか。

佐々岡:業種は違いますが、職種はほぼ同じですね。実は外資メーカーに入社した当初はセールス職ではなく、エンジニアでした。壊れた製品を修理しにクライアントのところに訪問するのが主な仕事です。それ以外に保守契約の販売も行っていました。お恥ずかしい話、修理の腕はいまいちでしたが、保守契約の販売力がズバ抜けていたんです(笑)。

その力を買われて、前職では途中からセールス職にジョブチェンジしました。

ーーなぜ前職を辞める決断をしたのでしょうか。

佐々岡:BtoC(企業と個人の取引)で変化が激しい業界に興味があったからです。

前職の外資系メーカーでは「うちは事業展開のスピードが速い」と聞かされていましたが、実際には大してスピード感はありませんでした。なぜなら、BtoB(企業間取引)で買い替えスパンが10年単位の商材だったので、すぐ購入してもらえることはほぼありえないからです。GAFAならばもっと変化が激しいと思い、転職することにしました。

数字は0.01%まで追求…プレゼンでパワポ禁止…想像以上だったGAFAの厳しさ

ーー実際に入社されていかがですか。

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コラム作成者
外資就活ネクスト編集部
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