Liigaでは、現在内定者向けの連載記事「社会人1年目インタビュー」をスタート。内定を勝ち取って、残されたこの期間にどんな過ごし方をするべきか知りたいという人は少なくないはずです。
そこで今回は外資系投資銀行で新卒1年目として働く片山塔子さん(仮名)にインタビューを行い、実際の働き方をお聞きするとともに、内定期間中をどう過ごしたのかについてお話しいただきました。
※本連載の他の記事についてはこちらをご覧ください。
・「早ければ定時あがり、遅くても午後10時まで」意外とホワイトな投資銀行新卒1年目の働き方
・コロナ禍のワークスタイルは?「オンラインの方が気楽で好き」
・内定期間中は10カ国に海外旅行!「この期間は社会人になったら出来ない遊びをすべき」
・「海外駐在できないなら、2〜3年で辞めるつもり」外銀1年目の本音
「早ければ定時あがり、遅くても午後10時まで」意外とホワイトな投資銀行新卒1年目の働き方
――率直に言って、今の仕事は楽しいですか?
片山:総じて楽しいです。というのも、今やっている仕事が自分の将来の可能性を広げていることを実感できているからです。
――なぜそう思うのですか?
片山:法人顧客に対する商品を、包括的に担当できるポジションだからです。私のいる会社の法人営業は一般的な投資銀行とは違い、実にさまざまな商品を扱います。M&Aや債券発行だけでなく、融資や為替ヘッジなども幅広く提案します。
そのため将来事業会社に転職しても、資金繰りに関してのノウハウが全般的に身についた状態で転職できるため、金融出身ならでのバリューが買われると信じています。
あとは、日本ではすぐに手に入らない、市場やプロダクトの情報を得ることができるのも、今の会社で働く楽しさだと思います。
――外資系だからこその強みですね。
片山:はい。海外本社や支社からのメールを通じて、日本にはまだ知られていない最先端の商品情報を知ることができるので、それをお客様に話すと「そんな話、他の投資銀行の人は言ってなかったよ!」と驚かれます。
そういうときは「ああ、この会社でこの仕事をしていて本当によかったな」と思いますね。
――外資系投資銀行はハードワークなイメージがありますが、実際はどうですか?
片山:私の会社に関してはホワイトな方だと思います。早ければ定時(5時過ぎ)にあがり、遅くても午後10時までには退社できます。日をまたいだり、土日も仕事に費やしたりすることはありません。
――新人研修はどうでしたか?
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