内定に近づく職務経歴書の書き方〜事業会社⇨戦略コンサル転職を例に〜

2026/01/25
#戦略コンサルにつながるキャリア
#職務経歴書の書き方基礎

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コンサルティング業界の盛り上がりは近年拡大しています。その中でも、戦略コンサルティング業界は新卒だけでなく、中途市場でも高い人気を誇っています。

多くの魅力があるこの業界に、どうすれば転職できるのか。それを知りたい方も、多くいらっしゃると思います。転職の難易度が高いこの業界への転職活動を成功させるために重要な準備として、職務経歴書の作成が挙げられます。

そこで、本記事では、メーカーやITなど事業会社に勤める方が戦略コンサルティング業界に入る場合を一ケースとして、職務経歴書の書き方のポイントを、例を踏まえながらお伝えします。

戦略コンサルと総合コンサル。コンサル群雄割拠の時代の生き残り方。

戦略コンサルティングファームに転職するために、まず仕事内容や必要なスキルついて簡単に解説していきたいと思います。

デジタルに拡張する戦コンと戦略に拡張する総合コンの縄張り争い

戦略コンサルティングファームは、企業経営の上流〜中流にあたる領域のプロジェクトを担当することが多いファームです。中期経営計画の策定のような全社レベルでのプロジェクトや、マーケティング戦略・営業戦略などの事業レベルでのプロジェクトを主に担当します。

ファームの規模としては、社員数数十人〜数百人程度のファームがほとんどであり、『少数精鋭』という言葉で表現するのが適切と言えるでしょう。

代表的なファームとしては、マッキンゼー・アンド・カンパニーやボストン コンサルティング グループ、ベイン・アンド・カンパニーなどが挙げられます。

一方、総合コンサルティングファームは、企業経営の上流から下流まで、幅広い領域に関するプロジェクトを担当するファームを指します。戦略コンサルティングファームが担当する経営戦略の策定はもちろん、ITシステム導入支援や業務改善、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)まで、担当するプロジェクトのテーマは多岐にわたります。

会社規模としては、社員数数千人程度のファームが多いです。会社規模の大きさゆえに組織体制としては細分化が進んでおり、特定のインダストリーやファンクションによるセクター化がなされていることが多いです。

代表的なファームとしては、アクセンチュアやデロイト トーマツ コンサルティング、PwCコンサルティングなどが挙げられます。

しかしながら、近年では、戦略コンサルと総合コンサルの間での線引きが難しくなっているのが現状です。

理由としては、戦略コンサルティングファームが領域を広げる傾向にあるためです。そのため、総合コンサルティングファームと同じコンペで争うことも増えてきています。

また、総合コンサルティングファームも戦略コンサルティングの案件を受注するために、戦略専用の子会社を買収し、子会社化する事例もあります。

具体的には、PwCコンサルティングがStrategy&を、EYストラテジー・アンド・コンサルティングがパルテノンを買収し、戦略の案件を引き受けるようになりました。

この結果として、戦略コンサル・総合コンサルそれぞれが、お互いの仕事を受注できる仕組みを整えた結果、図1のように線引きが少しずつ曖昧になってきています。

(※) PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)

プロジェクトにおいて、チームを管理する組織体のこと。コンサルタントは、進行中の全プロジェクトの管理支援を行う。

▲図1 各ファームの特色

▲図2 コンサルティング業界 2大トレンド

あと何が足りない?戦略コンサル転職必須スキル

戦略コンサルタントに必要なスキルの筆頭として挙げられるのは、論理的思考力でしょう。収集したデータから課題解決に有効な洞察を論理的に導き出すことが、戦略コンサルタントには期待されています。そして、顧客に対してプロジェクトの成果を適切かつ論理的に伝えられる必要があります。

加えて、クライアントやプロジェクトメンバーと円滑な意思疎通をとることができるコミュニケーション能力、難解な課題に向き合い続けることができる精神力体力、クライアントの期待値を上回る結果を出すことに対する意欲的な姿勢が求められます。

また、英語の能力についても、あるに越したことはないでしょう。

外資系のコンサルティングファームとはいえ、日本オフィスの場合はクライアント企業が日本企業になるため、そこまで英語を使用しない場合もあります。しかし、海外の同僚から情報共有を受ける際や、グローバルプロジェクトにアサインされた場合には、英語を使用することになりますので、身につけておいた方がいいでしょう。

未経験から戦略コンサルタントになる上で、必須となる経験はほとんどないと認識して差し支えないでしょう。というのも、コンサルタントに求められるスキルセットは事業会社で求められるスキルセットとは大きく異なるためです。上述した通り、未経験からコンサルティングファームに転職した場合、一番下の職位であるアナリストからスタートすることになります。そこで、コンサルタントとして必要な能力は全て叩き込まれます。

ただし、エクセルやパワーポイントを実務で使用した経験や、顧客へのヒアリングやプレゼンの経験があれば、コンサルタントとして活躍する上でプラスに働くことは間違いないでしょう。

◇戦略コンサルティングファームについての詳細はこちらの記事にも掲載しています。

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コラム作成者
外資就活ネクスト編集部
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