志望動機書とは、その企業を志望した動機についてまとめた書類です。この記事では、第二新卒や中途採用者向けに「志望動機書とは何か」といった基本、作成時の決まり事とポイントや注意点をご紹介します。ワード形式のフォーマットも用意しているので、ダウンロードして活用してください。
志望動機書とは?
志望動機書とは、その企業を志望する理由を詳しくまとめたものです。
志望動機を記載するときは、履歴書の志望動機欄を利用するのが一般的です。しかし一部の企業では、履歴書とは別に志望動機が分かる書類を求められることがあります。志望者の「志望度合い」や「応募した背景」をより深く知ることが目的です。
志望動機書は第二新卒や中途採用の選考の際に使用されることが多く、新卒採用で求められることは稀です。
自己推薦文などとは書類の役割が違うため、注意して書き分けるようにしましょう。
志望動機書が重視される理由
職務経歴書や履歴書は事実を中心に書くため、「人となり」や「入社にかける熱意」が読み取りにくいです。その点を補うのが、志望動機書です。
「最近の就活・転職ではスキルや経験が重視される」と言われることも多いですが、日本では依然、やる気やコミュニケーション能力が重視されています。 例えば厚生労働省が平成30年に実施した「若年者雇用実態調査」によれば、若年正社員の採用選考で重視されたのは「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」「コミュニケーション能力」「マナー・社会常識」でした。
このように、新卒はもちろんのこと、中途採用においてもやる気やコミュニケーション能力は重視されています。
自己PRや職務経歴書と比べると、志望動機書は軽視されがちです。しかし企業は「応募者のやる気や社会人としてのマナーを判断する材料」と見なしていることを押さえておきましょう。
特に、志望動機書の提出を求める企業では、その人の動機や考えの一貫性、人となりの部分を重視していると考えておく必要があります。
志望動機書のフォーマット(Wordテンプレ付き)
志望動機書に決まったフォーマットはありません。そのため、応募企業から分量や枚数の指定がない場合、自由なフォーマットで構いません。
ただしビジネス文書の基本や読む人の負担も考え、以下を意識して作成すると良いでしょう。
メールで送付する時には、第三者からの盗み見や改ざんを防止するために、WordかExcelで作成したものをPDFに変換し、パスワードを付けて提出するのが良いでしょう。 郵送での提出が必要な場合は、他の提出書類と大きさを合わせるためにA4用紙で印刷するのがおすすめです。
ダウンロードして使える志望動機書・志望理由のテンプレート(Word形式)
Liigaでは、今すぐ使えるWord形式をはじめとしたテンプレートを用意しました。志望動機書が必要な方は、ぜひご活用ください。
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