世界中の知見とリソースをフル活用し、顧客の経営を変革へと導く

2023/07/03

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プロフェッショナルとしての経験値が飛躍的に伸びる環境がここにはある。今回のインタビューを通じて、そう強く感じさせられた。若手のうちからグローバルプロジェクトの上流工程を担う、キャップジェミニ のSAP部門。シニアディレクターである天野久弥氏とコンサルタントの大金優子氏の言葉から、ここにしかない成長環境を深掘りしてみたい。

〈Profile〉
写真右/天野 久弥(あまの・ひさや)
シニアディレクター
総合系大手コンサルティングファーム、外資系製造業大手での部長職などを経て現職。コンサルタントとしては海外でのERP導入や展開プロジェクトなど、多種多様なテーマのグローバルプロジェクトを経験。その後、駐在員としてアメリカに渡り、新規事業を立ち上げ、ビジネスを大きく伸ばす。帰国後は最大数百人規模のグローバルプロジェクトを日本から統括し、さらに事業会社ではデジタル部門の立ち上げと運営によりデジタル化を推進する。
2020年にキャップジェミニに入社し、現在はSAP部門のシニアディレクターとして、外資系・日系の大手クライアントのSAPデリバリ責任者/アカウントリードとして活躍中。得意分野はプロジェクト管理で、PMとしてProject Awardなど多数受賞。
写真左/大金 優子(おおがね・ゆうこ)
コンサルタント
大学時代にマレーシアへの留学やシンガポールでのフルタイムインターンシップを経験。大学卒業後、SaaS系ベンチャー企業に就職し、営業として勤務しながらクライアントへ自社プラットフォーム導入に関する提案活動を行う。
2022年に戦略企画を行えるグローバルITコンサルタントを目指しキャップジェミニに入社。現在はSAP部門でクライアントのSAP 導入プロジェクトにコンサルタントとして参加し活躍中。

※内容や肩書は2023年7月の記事公開当時のものです

自分のパフォーマンスが組織の成長に直結する

――最初に、お二人のキャリアとキャップジェミニへの入社動機からお聞かせください。

大金:私は第二新卒で入社していまして、最初に就職したのはSaaS系のメガベンチャーです。前職も裁量の大きさは魅力だったのですが、自分のキャリア目標である「どんな場所でも活躍できる人材」になるためには、もっと専門性を身に付ける必要があると考えて、キャップジェミニに転職しました。

身に付けるべき専門性として考えていたのは、IT、会計、英語という3つの軸です。今の仕事はまさにこの3つのスキルが不可欠なので、目指していた成長角度を実現できていると思います。他のコンサルティングファームも見てはいましたが、やはりグローバルな成長環境という観点ではキャップジェミニが他を圧倒している印象です。

プロジェクトの計画段階から各国のオフィスと連携して進めていくので、日本で当たり前だと思っていたことが実は全然違ったというような事態にもよく遭遇しますし、毎日が発見と学びに満ちています。

天野:キャップジェミニはグローバルではトップ企業ですが、日本ではまだまだ成長ステージにある会社なので、「自分のパフォーマンスが組織の成長に直結する」と感じたことが入社の決め手です。以前在籍していたコンサルティングファームでアメリカに新たな拠点を立ち上げるチャレンジをさせてもらい、その時に大きな成長を実感していたので、当時と同じような成長曲線を描けるのではないかと考えました。

キャリア全体としては、事業会社もファームも経験していますが、一貫してIT領域に携わっています。ファームにいた頃は、日系企業の海外進出支援やその逆の観点から、多くのグローバルプロジェクトをリードさせていただきました。 description

――現在はどういった仕事を担当されているのでしょうか?

天野:我々二人の所属するSAP部門は、ERP(エンタープライズリソースプランニング)ソフトのグローバルスタンダードであるSAPのリプレースメントを主軸のソリューションとしています。クライアントの業界としては、製造業やサービス業が多いですね。

クライアントが構想策定するタイミングからサポートし、その後の実装まで含めてご支援しています。いわゆる運用保守もありますが、そこはキャップジェミニの海外メンバーに入ってもらう体制です。先ほどもお伝えした通り日本オフィスはまだメンバーが少ないこともあり、我々がフロントに立ちながら、海外のリソースも最大限活用してベストなチームを組んでいます。

――ということは、日本オフィスだけで完結する仕事の方がむしろ少ないということですか?

天野:おっしゃる通りです。インドのオフショア拠点を活用することもありますし、中国の「ジャパンビジネスサービス」チームと協働することもあります。SAPに限らずIT領域はテクノロジーも日進月歩ですから、世界中の最新ノウハウや知見を常に取り入れられることもキャップジェミニの強みです。

グローバルで蓄積された豊富なナレッジを、好きなだけ学ぶことができる

――具体的なプロジェクト事例を教えてください。

天野:今、大金と一緒に進めているのも、グローバルなプロジェクトです。クライアントは日本本社なのですが、M&Aを含めて海外で規模を拡大していく戦略を取っています。その関係で、海外オフィスと日本オフィスのプラットフォームや組織が別々だったんですね。

それを統合することになり、我々は日本側のクライアントの意思を統括してグローバルレベルで調整するような役割を担っています。

大金:私の担当は財務領域でして、これまでクライアントの日本オフィスの方々が使っていた固有の財務システムを、スムーズにグローバルと統合できるように進めています。基本的には世界標準に合わせていくのですが、どうしても日本独自の理由で変更できないところもあるので、そこはしっかりとグローバルチームの皆さんからも同意を得られるよう主張することが大切です。

天野:たしかに、どうしても譲れないところはグローバル側に説明してローカライゼーションします。とはいえ大方はFit to Standard、グローバル標準に合わせていきますから、場合によってはクライアントの業務プロセス自体を見直す必要も出てきます。ここも我々の支援領域の一つです。 description

――そういった役割を担うには、どのようなスキルや知見が必要になるのでしょうか。

天野:まず前提として、ソリューション自体が日々進化しますから、我々の学びにも終わりはありません。逆に言えば、トレンドを追うことよりも先に基礎的な部分をしっかり押さえることが重要です。例えば、どんな業界のクライアントでもビジネスや業務を俯瞰(ふかん)的に捉える力や、あらゆる業務プロセスに関係する会計を理解する力。もちろんITに関する知見も求められます。

それに加えて、いわゆるコンサルティングスキルも必要です。プロジェクトのスタート段階では、クライアント側も実現したいことが明確になっていないケースも多いので、お客さまの話の裏側まで読み取って、課題や要望を整理していきます。あるいはその内容をプレゼンしてしっかりと合意を得ることも重要です。読む書く話すの応用版のようなスキルを磨いた上で、自分なりの専門知識を身に付けていくというステップで成長していってほしいと考えています。

大金:たしかに私の担当領域でも、SAPのスタンダードな機能だけではカバーしきれない部分が多いので、そういったところは新たに開発する必要があります。そうするとSAP以外のIT知識も必要ですし、財務の業務フローも理解しておかなければなりません。

ただ、グローバルレベルで社内に豊富なナレッジがたまっていますから、本人の意欲次第でいくらでも学び取れる環境が整っています。

――大金さんが、ご自身の成長にとって役に立ったと思う制度やカルチャーはどんなものがありますか?

大金:若手がプロジェクトに入る時にはペアで先輩が付いてくれて、とても丁寧に見てくださいます。おかげで業務に慣れるまでの時間はかなりショートカットできたと思います。

天野:メンター制度ですね。業務に関することはもちろん、キャリアにおける悩み事や今後何を勉強していけばいいかといった相談にも乗ってくれます。

もちろん、OJT以外のトレーニングもかなり充実しています。これを受けなさいと強制されるものはあまりないのですが、自分で選んでさまざまな講座を受けることが可能です。海外の大学の通信講座も受けられますし、即実務で活用できるSAPのトレーニング環境も用意しています。

COVID-19の影響でやや止まっていましたが、キャップジェミニの日本社員と海外メンバーとのエクスチェンジプログラムのような企画もあります。感染症の流行も収まってきて海外出張や駐在の機会もまた増えてきましたから、グローバルに成長したい方にはお勧めできる環境です。

リスクを取らないことがリスクになる時代

――この仕事のやりがいはどんなところですか?

大金:学ぶための機会もツールもたくさんあって、余計なことを考えず仕事に打ち込める環境なので、それ自体がキャップジェミニで働く醍醐味(だいごみ)の一つです。

業務内容で言うと、グローバルかつマルチベンダーで進めるプロジェクトが多く、さまざまなバックグラウンドの方たちをまとめていくプロセスにやりがいを感じています。考えていることもカルチャーも違うので、最初は全然うまく進められませんでした。あつれきが生じることもあったのですが、少しずつ1つのチームになっていることを感じられた時は大きな達成感がありますね。

実はマルチベンダーのプロジェクトでは、他社さんからは私よりはるかに経験のある方がフロントに出てこられるケースがほとんどです。私自身は入社してすぐにそういった機会を与えられたので、そうした期待に応えたいという気持ちもモチベーションにつながっています。

天野:若手が前線に出ていく機会は非常に多いです。もちろんお客さまにご迷惑をおかけしながら勉強させてもらうというわけではありません。ビジネスやITに対する理解力や、コンサルティングの基礎スキルなど、入社後すぐにキャッチアップできる素養を持った方を採用しているつもりです。1年目2年目でもプロジェクトの中心を担えるメンバーも非常に多く、大金もその中の1人です。

大金:それはうれしいですね、頑張ります。 description

天野:仕事のやりがいは、先ほど大金がお話しした通りだと思います。クライアントの変革を達成するという目的は同じなのですが、やはりこれだけ多くの関係者がいると利害関係が異なることも出てきます。そういう状況でもチームプレーで目的を達成することにやりがいを見いだせる人であれば、楽しめる環境なのではないでしょうか。

――チームプレー以外にも、求めるスキルや素養があればお聞かせください。

天野:知的好奇心が旺盛で、新しいことへのチャレンジをいとわない方がいいですね。1つの仕事をずっとやり続けることも尊いですが、キャップジェミニではやったことのないプロジェクトに携わることも多くなりますから。

それと、グローバルプロジェクトにおいては単純に英語が使えればいいという話ではなく、チームメンバーそれぞれの進め方やカルチャーを理解した上で進める必要があります。日本的な阿吽(あうん)の呼吸は通用しない部分もあるので、そういうグローバルなやり方にちゃんと順応できることも大切です。一言でいうなら、プロアクティブに動ける方、ということになるでしょうか。

大金:入社して良い意味で驚いたのは、部署や年次の垣根を越えてコミュニケーションを取る機会が多いことです。仕事でもプライベートでも話しやすい方ばかりですし、本当に気持ちよく働けています。そうやって相手のことを思いやれる方に来ていただければうれしいです。

天野:もしも今やっている仕事が心地よくなってきたと感じるなら、ご自身の成長が止まりつつあるタイミングかもしれません。挑戦的な仕事が続くキャップジェミニのような会社に入ると苦労することもありますが、その苦労を恐れないでほしい。むしろ、安心な道と不安な道があるなら不安な方を選んでほしいと思っています。

現在は、リスクを取らない方がリスクになってしまう時代です。これほど変化の激しいビジネス環境ですから、どんな変化が起きても自分の腕一本で生き抜いていけるスキルを身に付ける必要があります。特に若いうちは自分自身を試すような、チャレンジングな経験を積むことが重要なのではないでしょうか。

1人のプロフェッショナルとして強く生きていきたいと望むなら、当社をうまく活用していただければと思います。 description

コラム作成者
外資就活ネクスト編集部
外資就活ネクストは、「外資就活ドットコム」の姉妹サイトであり、現役プロフェッショナルのキャリア形成を支援するプラットフォームです。 独自の企画取材を通して、プロフェッショナルが必要とする情報をお伝えします。