プロダクトマネージャーのおすすめ資格6選|難易度と学習時間の目安
2024/06/03

プロダクトマネージャーを目指す上でIT系資格があれば、昇進や転職で知識・技能の証明になります。また資格取得で得た知識は、実際の業務でも役立ちます。

ここでは6つのIT系国家資格について難易度や合格率、学習時間の目安をご紹介します。

プロダクトマネージャーに資格は必要?

プロダクトマージャ―(PdM)になるのに、必要な資格はありません。素養と実力があれば、誰でもその職に就くことは可能です。

ただしプロダクトマネージャーとして活躍するには、幅広い知識と技能が必要です。その上で、資格取得は有用と言えます。また、資格が昇進や転職の場面で役立つ可能性も充分にあります。

プロダクトマネージャーのおすすめ資格一覧

プロダクトマネージャーを目指す人におすすめの資格を、以下に一覧でまとめました。いずれもIT系の国家資格です。

番号 資格(試験)の名称 ITスキル水準
難易度
合格率 学習時間の目安
ITパスポート試験 レベル1
初心者向け
約50% 150時間
基本情報技術者試験 レベル2
初心者向け
約40~45% 200時間
応用情報技術者試験 レベル3
中級者向け
約20~25% 200~500時間
ITストラテジスト試験 レベル4
中級者向け
約15% 200時間
システムアーキテクト試験 レベル4
中級者向け
約15% 100~200時間
プロジェクトマネージャ試験 レベル4
中級者向け
約12~15% 50~300時間

最終的に取得をお勧めしたいのは、④〜⑥の資格です。
ただし「IT系の知識が全くない」という場合は、まず①や②の資格取得から目指すと良いでしょう。

ITスキル水準とは

ITスキル水準(ITSS:IT Skill Standard)とは、IT関連サービスの提供に必要な能力を明確化・体系化した指標です。経済産業省によって策定され、現在は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によって管理されています。

レベルは1〜7まであり、レベル4以上の資格を有していると特に評価されやすいです。

そもそもプロダクトマネージャーとは

プロダクトマネージャー(PdM)とは、プロダクトに対する全体責任や最終決定権を持つ仕事です。
戦略や投資判断などの上流工程からブランド管理やプロモーションなどの下流工程までを管理し、担当するプロダクトの利益の最大化を目指します。

「プロダクト」は、従来は形ある商品・製品を指す言葉でした。しかし最近ではサブスクリプションサービスやソフトウェアなど、「形のないもの」もプロダクトとして扱われます。

プロダクトマネージャーはIT業界に多い職種で、こうした形のない商品を扱うことが多いです。

求められる知識やスキル

先にご紹介したように、プロダクトマネージャーはプロダクトの企画から運用、品質改善まで全体的な管理を行います。そのため、以下のように様々な知識とスキルが必要です。

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コラム作成者
外資就活ネクスト編集部
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