sponsored by ストラテジーテック・コンサルティング
戦略的な知見と最新テクノロジーの両面に強みを持つストラテジーテック・コンサルティング。顧客の課題やニーズに合わせたオーダーメードの提案で、設立からわずか5年目ながら数多くの大企業からの信頼を勝ち得ている。今回話を聞いたのは、前職もコンサルタントではあるものの戦略領域は未経験からの挑戦となった庄田和可氏だ。ワンプール制であらゆる領域にチャレンジできる環境を求めて飛び込んだのだという。実践を通じて急速に成長を遂げている同氏のキャリアを振り返ることで、「働く環境」としてのストラテジーテック・コンサルティングの魅力をひもといていく。
※内容や肩書は2024年6月の記事公開当時のものです。
インダストリーやテーマを限定せずに働けるファームを求めて
――庄田さんは前職もコンサルティングファームだと伺いました。コンサルタントという職種を選んだ理由からお聞かせください。
庄田:そうですね、新卒ではアクセンチュアに入社しました。正直なところからお話しすると、学生時代に体育会の部活に所属していたのでなかなか就活に時間を使えず、早く内定が出る業界だったというのが1つ目の理由です。2つ目の理由は、私自身の性格と強みに関係しています。他人の悩みを自分事として捉えられることが私の強みだと思っており、そういう意味ではコンサルタントのDNAが近いのではないかと考えました。これは働いてみてもその通りだったと感じています。
最終的にアクセンチュアを選んだのは人の部分ですね。お会いした人たちが自分の仕事に自信を持って楽しく話をしてくれる方ばかりで、私もそういう環境で働きたいと思ったことを覚えています。
――転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか。
庄田:アクセンチュアでは配属がテクノロジーコンサルティング本部で、私自身は金融系のSI案件を長く担当していました。特定の専門性を身に付けられる一方で、このままではキャリアの幅が狭くなってしまうのではないかという危機感があったことも否定できません。インダストリーやテーマを限定せずに働けるファームを探している時に、当社からダイレクトスカウトのDMをいただいて転職することを決めました。
代表の三浦とも面談させてもらったのですが、非常にラフな雰囲気でしたね。やりたいことは何でもやっていいという話で、本当かなと思ったのですが、本当でした(笑)。大手ファームと変わらない待遇や環境もありますし、あの時決断して良かったと心から思っています。
当社はワンプール制で、領域を問わずどんな案件にもチャレンジすることができます。現在もさまざまな分野を勉強しながら吸収している最中です。
――どのような仕事を担当されているのでしょうか。
庄田:当社は戦略と最新テクノロジーの融合を強みとしているのですが、私は入社当初から戦略チームに所属しています。新規事業開発のリサーチや分析、資料作りといったクライアントワークがメイン業務です。
――アクセンチュアでの経験が生きている点と、貴社で新たに学んでいる点の両面について聞かせてください。
庄田:アクセンチュアでは、新人研修も含めてコンサルタントとしての基礎スキルを身に付けさせてもらいました。ビジネススキルやITの知見を広く学べたのは大きかったと思います。また、周囲には優秀な方がたくさんいたので、先輩方の仕事のスピードや質を標準として捉え、自分の物差しを引き上げられたことにも感謝しています。
ただ、ITコンサルタントから戦略コンサルタントへの転身は、大きな変化を伴ったことも事実です。まずはマインドセット。ITコンサルティングは、ゴールから逆算して最適解を積み重ねていくのですが、戦略立案には終わりがありません。もっといいものにできないか、こう考えればどうなるかと、あらゆる可能性を追求した上でベストな提案を選んでいきます。先輩たちがナチュラルにそうしたスタンスで仕事に取り組んでいるのを見て、私ももっとストイックに考え続けなければと、気が引き締まりましたね。
スキル面で言うと、特にパワーポイントでの資料作成には今でも苦労しています。ソフトウエアの使い方という意味ではなく、情報を整理して示唆を出し、論理的かつ相手に分かりやすい表現に落として提案するところです。
コンサルティングは無形商材なので、ある意味では紙1枚に数百万円の値が付くわけです。学生時代に言語やコミュニケーションを学んでいたこともあって多少は自信があったのですが、想像以上に言葉を操るのは難しい。それだけの価値がある提案を常に生み出し続けるためには、まだまだインプットが足りないと痛感しています。
率直なフィードバックが、成長を後押ししてくれる
――戦略コンサルティング未経験の状態から、どうやって成長してきたのでしょうか。
庄田:実践でチャレンジして上司からフィードバックをもらう。ひたすらこれの繰り返しです。皆さんお忙しいはずですが、フィードバックをくださいと言えばいつでも時間をつくってくれるのでありがたいですね。
入社して最初につまずいたのは、リサーチを行う際の仮説立案です。しっかりとした仮説を持ってリサーチするのが基本なのですが、仮設立てが甘過ぎて、何を調べてどう整理すればいいのか途中で分からなくなってしまいました。その時も執行役員に「迷子になりました」とチャットを送ったらマンツーマンで指導してくださって、おかげで改めて前進することができました。
――2年間の経験を経て、迷子になることはなくなりましたか?
庄田:半々、といったところでしょうか。どうやら私は得意な領域と不得意なところがはっきりしているようで、「センスあるよ」と言われることもあれば「まだまだだね」と言われることもあります。苦手な領域はこれからもっと吸収していかなければなりません。
――何が得意で何が不得意なのでしょうか。
庄田:自己認識として得意なのは、新しいテクノロジーを使ってまだ世の中にない価値を生み出すアイデアを考えること。それと以前から人材領域にも興味があったので、現在1年ちょっと参画している「デジタルワークスペースを提供して働き方改革を推進する」プロジェクトは面白いです。D&Iのテーマを絡めた提案が自身の強みになると思っているので、どうすれば人は生き生きと働けるのかを考えるプロジェクトでご支援することができて、やりがいを感じています。
一方で、前職で金融系のシステムを担当していたにもかかわらず、金融や官公庁のような伝統があって堅実的な業界には苦手意識があります。しっかりと構造を理解するために、継続的な学習が必要だと自覚しています。
実は先日、評価面談で「マネージャーに上がってほしい」と言われたのですが、まだ経験も自信も足りないからとお断りしました。プレーヤーであれば得意な案件に集中して価値を出すというスタイルでも許されるかもしれません。しかしマネージャーはどんなプロジェクトであっても適切にチームをリードして、クライアントに価値を届ける必要があります。
得意な領域はさらに磨き、不得意な分野を克服し、自信を持ってプロモーションできるように精進します。
――仕事の中で、ご自身の成長を実感した瞬間などはありますか?
庄田:ちょうど入社1年くらいの時に担当したプロジェクトで、計画策定から実行、クロージングまで自走できた時は成長を感じましたね。もちろんマネージャーやパートナーのサポートもありましたが、自分でリサーチして自分で資料をまとめ上げ、クライアントに報告に行かせてもらいました。
メタバースを使って新しいことをやりたいというご相談だったのですが、「2030年にはこういう世界になっているはずなので、貴社としての価値提供はこうあるべきではないでしょうか」というビジョンとユースケースを描き切り、クライアントも納得してその方針に合わせて動いてくださっています。この経験は自信になりました。
型が定まっていない会社だからこそ、自分で作り上げていくやりがいがある
――ストラテジーテック・コンサルティングの強みや特徴はどんなところだと思いますか。
庄田:前職との比較で言うと、“個”の力、つまりコンサルタント個人のカラーが提案内容に色濃く反映されることは特徴ですね。アクセンチュアにはある程度の型があり、品質の最低水準を担保することで会社の看板を守っていくというスタイルでした。一方で、当社は良くも悪くも型がないので、まさに人が商品だという印象です。この環境をやりがいだと思うかプレッシャーに感じるかは人それぞれだと思いますが、上司のサポートを受けながら自分の考えを持ってデリバリーできるので、やりがいを感じやすいのではないでしょうか。
あとは、一度入ったクライアントで案件がどんどん横に拡大していくことは明確な強みです。例えば、先ほどのメタバースのクライアントも、そのプロジェクト自体は半年ほどで終了しましたが、その後も継続的にお付き合いしており、現在は生成AIをターゲットに新しい戦略を考案しています。こうした価値の出し方は、当社らしさだと思いますね。
――社風やカルチャー面での特徴はいかがでしょうか。
庄田:こちらもある意味で型がないというか、自由に変えていけることが特徴だと思います。働きながら「もっとこうした方がいいのに」と思うことがある時は、代表に直接伝えれば翌週には制度が変わっていたりしますね。例えば、以前は健康診断の項目が非常に少なかったのですが、今ではしっかりと婦人科系の検査も含めて受けられるように変わっています。
当社はまだスタートアップフェーズで長いキャリアの女性社員は少ないのですが、私自身は全く不安を感じていません。足りないと思う制度があれば、都度相談して変えていけばいいだけですから。
――庄田さんとしては、どんな人材に来てほしいですか。
庄田:会社の制度も提案内容も自分で考えて作っていける環境なので、自分自身で強い思いを持っている人がいいですね。自分なら、あるいはこのチームなら、「もっとこんなことができるんじゃないか?」と考えて、ワクワクしながらチャレンジできる人。未知の領域に飛び込むことを楽しめる人と一緒に働ければうれしいです。
――ありがとうございます。最後に、これからのキャリアを検討中の方にメッセージをお願いします。
庄田:もし転職するかどうか迷っているなら、一度やってみた方がいいと思います。悩んで時間をムダにするよりは、前進してみた方がいいですよね。動いてみないと分からないこともたくさんありますし、もし思っていた内容と違ったら戻ればいいのではないでしょうか。皆さんが心から納得のいくキャリアを歩めることを願っています。