“自社経営への関与”、“専門性の向上と子育ての両立”。ベンチャーファーム出身者が自らのキャリアを実現するために選んだファームとは
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2023年9月に東証グロース市場への上場を果たしたライズ・コンサルティング・グループ(ライズ)。急成長を続けるベンチャーファームとして注目を集める同社で、キャリアの新たなステージを見いだした2人のコンサルタントがいる。現役のコンサルタントでありながら同社の広報活動もリードする征矢隼氏と、専門性の向上と子育ての両立を実現した安孝宗氏だ。
両者に共通するのは、前職もまたベンチャーファームだった点。なぜ彼らは、ライズへの転職を選んだのか。そして、その決断は彼らのキャリアにどのような変化をもたらしたのか。独自の制度や柔軟な働き方を通じて、自らの意思でキャリアをデザインできる環境を提供するライズの魅力に迫る。
※内容や肩書は2025年2月の記事公開当時のものです
成長、専門性の向上を求めて
――これまでの経歴を教えてください。
征矢:新卒でBPOベンダーのグローバルセールス、2社目で大手広告代理店にてストラテジックプランナーなどを経験した後、コンサルティングファームに転職しました。そこでは、主にBPRや新規事業開発系の案件に参画しながら約2年の経験を積み、2022年にライズへ入社しました。
安:外資系の金属メーカーに新卒入社し、法人営業とグローバル営業支援を経験しました。大手企業で安定はしていましたが、次第にコンフォートゾーンに入ってしまい、自身の能力を高めることができない環境に対して、漠然とした不安を感じるようになりました。自己成長を求めてコンサルティングファームに転職して、メーカーの経験を生かし、製造業の営業領域を中心にデリバリー業務に従事しました。その後ライズに転職し、現在に至ります。
――なぜ、ベンチャーファームからライズへ転職したのですか。
征矢:自身のコンサルタントとしてのキャリアに、企業経営や組織運営に参画した経験を加えるためです。私は前職時代、論理的で実現可能な提案をしているつもりでも、クライアントの経営層に行動を促すことが難しいと感じることが多々ありました。私自身に経営の知識や経験が乏しく、感情的にも寄り添う力が不足していたため、クライアントの経営層にその弱点を見抜かれていたのだと思います。コンサルタントとしてキャリアアップを目指す上で、経営層から信頼を得て組織を動かせる力は重要です。そのため、私は「経営とコンサルティングの両方を経験できる環境」に身を置こうと考えました。転職先は経営や組織運営に関わるチャンスが多いベンチャーファームが最適だと思い、ライズを選びました。
安:プライベートとキャリア構築を両立させるためです。コンサルティングファームで働くとなると、活動拠点は首都圏がメインになりますが、「地方に生活基盤を置きたい」という思いがありました。地方からリモートワークでコンサルティング業務を行う場合、成果を出すためにはよりシビアに能力が求められるため、より専門性を高めていく必要があると考えました。ライズであれば「専門性を身に付ける環境があり、ワークライフバランスを実現できる」と感じたことが入社の決め手です。

経営に関与して実感した、意思決定する「恐怖」
――征矢さんは前職もベンチャーファームだったことを考えると、「転職せずとも経営へ関与できたのでは?」と感じました。「経営への関与」を見据えた先はなぜライズだったのでしょう。
征矢:確かにこれまでの職歴でも経営方針の実行には携わっていました。しかし経営方針の決定者はあくまで経営層で、私は指示された内容を実行するだけにとどまっていました。語弊のないように付け加えますが、それは当時在籍した企業の体質や権限委譲などの問題によるものではなく、私自身の力不足が原因です。
一方で私の考える「経営への関与」とは、自ら経営について考え、決定する立場にいることでした。前職では、既存の経営者に頼りきりで、自分が本質的に経営に携わり組織運営に貢献したと胸を張って言えませんでした。そのため、自ら意思決定を行える立場とその能力を培う環境を求め、転職を決意したのです。
また、転職先にライズを選んだ決め手は、「自社のアセットを社会に生かす」と明確に表現していたことです。私は社会課題の解決に興味がありましたが、クライアントの課題解決だけでなく社会全体の課題にまで目を向けるベンチャーファームは非常に珍しかったのです。独立系のベンチャーは、どうしても「社会課題の解決や社会貢献も大事だけれど、まずは明日食べていくためのお金が優先」という考え方になってしまいがちです。それが当然であるとそれまでの経験から理解していたからこそ、視座の高いライズの姿勢に強く引かれて入社を決めました。

――現在は、どのような形で経営に関与しているのでしょう。また、経営への関与のメリットはどうでしょうか。
征矢:現在は自社の採用・広報における対外発信活動をリードする立場に就いています。具体的には、採用に資する社外発信物の制作・品質管理・ベンダーとの調整・社内制度の整備とチームマネジメントなどを行っています。この立場に就いたことで、もくろみ通りにコンサルタントとしての能力は飛躍的に向上しました。また、実際に自らが経営に立ち向かうことで、物事をハンドリングする「恐怖」や「不確実性」を体験できたのは大きな収穫でした。
このような経験をする能力が身に付くと、クライアントを動かす説得力は確実に増します。コンサルティング業務の中でも、クライアントの心理的機微をも把握できるようになり、論理以上の部分でクライアントに向き合えるようになりました。
――なぜライズでは社員に経営の意思決定を委ねられるのでしょう。
征矢:「会社が常に変革期の中にあり、やるべきことが増え続けていること」と、「社員に対するリスペクトがあり、任せてくれる社風があること」が理由だと思います。その意味では、今後入社する人にもチャンスがあるはずです。
専門性の向上とワークライフバランスを両立できる、独自制度
――安さんは、どこに魅力を感じて入社を決めたのですか。
安:大きく2点あります。1点目は、Well-being施策を積極的に組み込んでいたこと。ライズでは、Well-beingを「ピュアコンサルティングタイムを最大化するための戦略の一つ」だと捉えています。クライアントに提供する価値を最大化することを目的とし、人的資本である社員の持続的な成長に向け、制度や環境づくりを行っていることに納得感があり、魅力を感じました。その一環として、首都圏以外でデリバリー業務を実施したい社員に対して「ロケーション申請制度」を用意しており、まさに「地方に生活基盤を置きたい」という私の希望が実現できると感じました。
2点目は、業界・業種とソリューションでのセグメンテーションがない「ワンプール制」に加えて、社員の専門性を高める「プラクティス制」を導入していること。プラクティスとは、製造や金融などのインダストリー軸、GX(*2)や新規事業などのソリューション軸で、クライアントの課題に対して専門的な知識と経験を生かし、最適なソリューションを提供する組織体を指します。 *2 GX:Green Transformation
私は、これまで製造業×販売領域に強みがありましたが、プラクティスを活用し、製造業のサプライチェーン全体での専門的な知見を得ることができました。現在は製造業を中心に部門横断でデリバリー業務ができるほどのケイパビリティを獲得しています。
――ベンチャーファームでありながらプラクティス制が導入できる理由を教えてください。
安:プラクティスは、各メンバーが持っている知見やナレッジを集結させ運営しています。そのため、暗黙知を形式知化して、それを汎化し、案件を通じてさらに知見・ナレッジが深まっていくという循環構造が生まれます。一般的には専門チームの組成は稼働率を下げる傾向がありますが、ライズではあまり稼働率を下げることなく、社員の専門性を高めることに成功しています。
さまざまな挑戦ができるベンチャーファームでありながら、このような知のサイクルを回すことでデリバリー基盤を固められていることも、ライズの大きな魅力だと考えています。

――安さんは、どのように「専門性の向上」と「ワークライフバランスの実現」を両立しているのですか。
安:フルフレックス勤務制度と、地方でのリモートワークを前提とした「ロケーション申請制度」を活用し、地元でプライベートを充実させつつ子育てしながら業務に当たっています。重要な会議などがあるときは首都圏のクライアント先に出向きますが、基本的にはリモートワークをしています。
また、ライズではコアタイムのないフレックスタイム制度を採用しているため、業務時間についても一定の裁量が与えられています。そのため、家族との時間を最大化する柔軟な働き方ができています。子育て社員に対する理解があるという企業文化も、働きやすいと感じるポイントです。
一方で、リモートワークで成果を常に出し続けるために、生産性を上げ顧客への価値貢献につながる検討時間を増やすことや専門性を高めていくことは、常に意識しています。
――ロケーション申請制度には条件はありますか。
安:前提として、「ロケーション申請制度などのWell-being施策がある=求められる成果が少なくなり働きやすくなる」ではありません。むしろ、クライアントやプロジェクトメンバーとの接点が相対的に減り、短時間で他の人と同等以上のパフォーマンスを発揮しなければならないので、難易度は高いと考えています。
そもそも、デリバリー業務において自走できるシニアコンサルタント以上でなければ利用ができません。さらに、年に一度、申請者のデリバリーにおける評価やランクに見合ったスキルレベルなどを基に適用可否判断が下されます。パフォーマンスが低いと見なされれば、制度を利用できなくなる可能性もあります。私自身も、常に危機意識を持って業務に取り組んでおり、クライアントへ成果を出し、会社に貢献することに集中しています。
自らの意思でキャリアをデザイン
――ライズに入社するメリットを教えてください。
安:私が「ワークライフバランスの実現」と「専門性の向上」を両方ともかなえられたのは、間違いなくライズの環境があったからです。ロケーション申請制度やプラクティス制など、会社が用意しているさまざまな制度を組み合わせ、自分にフィットする働き方やキャリア形成を両立できるところは当社の特徴だと思います。
征矢:ライズは、社員が自らの意思でキャリアをデザインできる、珍しいコンサルティングファームです。一般的なコンサルタントの多くは、偶発的にアサインされた案件に合わせてスキルを磨き、結果的にその分野に関連するプロフェッショナルになる道を歩むことが多数派だと思います。
しかしライズの場合、ワンプール制でさまざまな案件を経験し、その後希望するプラクティスで興味のある分野の専門性を磨けます。つまり、ライズは「能力開発」だけでなく「能力探索」も可能なのです。その環境こそがメリットではないでしょうか。

――求める人材像について教えてください
征矢:ライズは会社の成長と変化が著しい会社のため、社内で求められる価値も日々変わります。その環境では、自分が社内外に発揮するべき価値を常に考え、流動的な環境を生き抜こうとする力や姿勢が試されます。例えばメンバーを育てて会社の価値を増強したり、時には不確実性の高い活動に協力したり……など、多面的に会社への貢献を考えなければなりません。個人的に心掛けていることでもありますが、「常に自らの価値を問い続け、自らを試し続けること」。その意思と覚悟がある人に、ぜひ来てほしいです。
安:ライズではパフォーマンスを常に向上させていくことが求められるため、自助努力で学習を継続できる人、その成長痛が苦にならない人が活躍していると感じています。「裁量の大きい環境で自分を成長させたい」と考えている人には、これ以上ないほど魅力的だと思います。
私自身、過去に役割の壁を超えて営業活動を行い、数千万円の案件を受注し、社長賞を受賞したこともあります。ライズは挑戦を応援する文化があり、パフォーマンス・成果を正当に評価してくれる会社です。自身の目指したいキャリアパスとワークスタイルを実現したい人は、当社の門をたたいてほしいと思います。
