sponsored by ロゴス・パートナーズ
深夜まで仕事に向き合うハードな働き方が当然と思われがちなコンサルティング業界。そんな常識を覆すのが、ビジネス・デューデリジェンス(BDD)と戦略立案支援を中心としたコンサルティングファーム、ロゴス・パートナーズ(ロゴス)だ。
ここには「9時半~17時半」の勤務でチームに貢献しながら、私生活を充実させる「リサーチ・トラック」「コアタイム・コンサルタント」というポジションがある。勤務時間は短いが、業務の内容は他のコンサルタントとほぼ同じで、シングルアサインでプロジェクトに配属され、密度の高い貢献が求められる。他にはないユニークなポジションだというが、その魅力はどこにあるのだろうか。
※内容は2025年9月の記事公開当時のものです。
「休日も心が休まらない」働き方からの脱却
ロゴスのリサーチ・トラックで働くNさんの前職は、外資系の消費財メーカーだった。ファイナンス部門で数年間、経営戦略の策定に携わったが、ある問題に直面していた。
「元々オンオフの切り替えが苦手なタイプで、大事なミーティングが次週に控えていると、休日も心が休まらないことが多かったです」
もっとワークライフバランスを整えやすい仕事の方が、中長期的には良いのではないか。そんな疑問を感じていた頃、ロゴスの求人情報が目に留まった。
「前職で市場分析や自社分析を経験していたので、BDDの仕事内容は面白そうだと思いました。さらに、勤務が17時半までで残業がない、という点にも引かれました」(Nさん)
Nさんが応募したのは、コンサルティング・トラックではなく、リサーチ・トラックだ。「リサーチ」と聞くと、コンサルタントのサポート業務をイメージする人が多いだろう。早く退社できるのは良いが、コンサルタントに比べると仕事のやりがいが小さい、と感じるかもしれない。
しかし、ロゴスのリサーチ・トラックの実態は、そのイメージと大きく異なる。
「仕事の内容は、BDDに必要な調査を設計・実行して、対象企業の置かれた環境を分析し、クライアントに対して示唆を出すというもので、コンサルティング・トラックとの違いはほぼありません。また、プロジェクトへの配属がマルチアサインではなくシングルアサインである点も、コンサルティング・トラックと同様です」(Nさん)
コンサルティング・トラックと異なるのは、クライアントコミュニケーションが限られることと、プロジェクトマネージャーの役割を担わないことくらいだ。つまり、コンサルティング・トラックと同様、BDDや戦略立案のプロフェッショナルとして、高い成果を出すことが求められるのだ。
採用を含めたオペレーションを統括するディレクター・オブ・オペレーションズの住田さんは、次のように語る。
「NさんはBDDや戦略立案のプロジェクトでコンサルティング・トラックと同等の成果を出しています。それに加えて、消費者調査などに関する知見はファームの中でも随一で、自身が配属されていないプロジェクトに対しても貢献しています。さらに、入社から日の浅いコンサルティング・トラックのメンバーへのコーチングも、積極的に担当しています」(住田さん)
密度の高い仕事と充実したプライベートの両立
9時半〜17時半(休憩1時間)という限られた時間の中で、高い成果を出すことが求められるリサーチ・トラック。「想像していたよりもはるかに密度の高い働き方となっています」と、Nさんは説明する。
ロゴスがこのポジションを設けた背景には、「個々のライフスタイルやライフステージに合わせた働き方を選べるようにすることで、優秀なプロフェッショナル人材を引きつけ、長期にわたって活躍できる働き方を提供したい」という考えがある。
「大前提としてロゴスでは、トラックにかかわらず、全員で効率的な働き方を模索し、労働時間を短くすることを心掛けています。それぞれの労働時間や満足度は週次のアンケートを通してモニタリングしています」(住田さん)
住田さんはロゴスの労働環境について、こう説明する。
「フルタイムで働き、入社から日が浅くてもプロジェクトマネージャーロールをこなし、プロフェッショナルとして早いスピードで成長するという働き方ができる一方で、プライベートの時間を制度として十分に確保しながら、自身にとって心地よいペースで働く、ということもできます。後者のような働き方はリサーチ・トラックだけでなく、コンサルティング・トラックでも可能です」(住田さん)
具体的には「コアタイム・コンサルタント制度」と呼ばれる仕組みだ。この制度は入社後1~1.5年以上、フルタイムで働いたコンサルタントが対象となる。通常のコンサルティング・トラックとは異なり残業時間がなく、プライベートを優先した働き方ができるのだ。
他のコンサルタントと求められるアウトプットのクオリティーに変わりはないが、勤務時間が「9時半〜17時半」という点で、リサーチ・トラックと似た働き方といえる。現在、この制度を利用しているコンサルタントが、Yさんだ。
Yさんは外資系の戦略コンサルティングファームを経て、ロゴスに入社した。「企業の事業全体を分析するBDDが面白かったから」という理由だった。ロゴスに転職してから2年後、「プライベートの時間をもっと充実させたい」と考え、コアタイム・コンサルタント制度を利用することにした。
Nさんとは対照的に「元々オンとオフを明確に分けるタイプだった」というYさん。持ち前の集中力を発揮して、コンサルタントとしての業務を遂行し、夕方以降の時間は趣味や友人との交流に充てるようにしている。
「マラソン大会に出るために月100km以上走ったり、サルサダンスの練習をしたり。金曜の夜は、アメリカの友人と長電話するように決めています」(Yさん)
一方、Nさんは「仕事の後は、料理を作ったりランニングしたり、ゆったり過ごすことが多い」と話す。朝は出勤前にカフェで語学などの勉強をすることもあり、時間と気持ちに余裕があることのメリットを実感している。
限られた時間で成果を出す「ロゴス流の仕組み」
リサーチ・トラックなど、時間が限定された働き方で高い成果を生み出すためには、本人の工夫だけでなく、他のメンバーの協力も必要だ。
「ロゴスでは、コラボラティブ(協力的)であることを非常に重視しています」と、住田さんは語る。
「ロゴスの行動規範の一つに『善きチームメンバーとして相互に支え合う』という項目があります。これはファームの中でも特に重視されている行動規範で、ファームメンバーが互いに支え合ったり、課題を共に解決したりする、という姿勢が文化として定着しています」(住田さん)
BDDの業務では、約1カ月間という短い期間の中で、対象企業を分析し、そこから洞察を引き出すことが求められる。時には、ポジションにかかわらず、自分一人の力だけでは時間内に担当業務を終えられない場合がある。
そんなときは、他のメンバーにサポートを求めることになるが、ロゴスでは日頃からお互いの状況をこまめに確認し、「私が代わりにやりましょうか」と声を掛け合って、メンバー間で支え合うことが当たり前のこととして行われている。
「私も自分の勤務時間を前提にワークを設計し、チームメンバーと相互に進捗を確認しながら、時間内に終えられるよう効率的な業務遂行を心掛けています」(Nさん)
Yさんも「それぞれのメンバーが自分の責任を果たすことを前提に、チーム全体の成果を最大化するために、案件全体を見渡しながら自分自身の限られた時間をどこに投下するのが最も効率的か、常に考えています」と、コアタイム・コンサルタントとしての考え方を口にする。
住田さんは「メンバー全員が自然に支え合う意識を持ち、『どなたかサポートが必要な方はいますか』という声がごく自然に上がることに、私も入社した頃、とても驚きました」と話している。
ライフステージに合わせた柔軟なキャリアの選択肢
リサーチ・トラックに向いているのは、どんな人材だろうか。Nさんは「自分に合った成長速度を求めている人」と答える。
「知的に面白い仕事をしつつ、ワークライフバランスも保ちたいという人に、お勧めしたいですね。仕事を通して成長していきたいけれど、自分の時間も大切にしたいという人には、すごく向いていると感じます」(Nさん)
一方で、限られた時間で成果を出すために、高い自律性が求められる。自分はどのような価値を提供できるか、どういう方向に成長していきたいのかという点について、自分自身で考え続けられるマインドが重要だ、とNさんは指摘する。
同時に、チームワークを重視する姿勢も欠かせない。「リサーチ・トラックに限った話ではないですが、自分に適切なワークを切り与えてほしいという人ではなく、自分の力でチームに貢献するんだというマインドセットを持った人の方が向いていると思います」(Yさん)
もう一つ、BDDや戦略立案というプロジェクトの性質上、業界・企業分析への適性も重要だ。
「特定の業界の出身者に採用を絞っているということはないのですが、定量的な調査や分析が好きな人には適性があると思います」(住田さん)
ロゴスの取り組みは「優秀なプロフェッショナル人材がライフステージに合わせて、柔軟な働き方を選択できる」という点で、新しいキャリアパスの可能性を示している。
「リサーチという名称がついていますが、コンサルタントのサポート役をするわけではありません。これまでフルタイムのコンサルタントとして働いてきた方が、ライフスタイルに合わせて働き方を見直したいという場合、このポジションは有力な選択肢だと思っています」(住田さん)
報酬については、リサーチ・トラックの業務の専門性と成果に見合った形で設計されており、「時給ベースで換算すると、基本給はコンサルティング・トラックと同じ水準」という。
そのような実情を踏まえ、Nさんは「他にはなかなかない、とても魅力的なポジションだと思います」とアピールしている。