【イベントレポート】20代で市場価値を最大化する 国内外50事業を通して世界中を変革する プロダクト開発からTVCMまで縦横無尽なマーケティングキャリアとは|レバレジーズ|外資就活ネクスト PITCH

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売上約1,700億円規模に達し、国内外で50事業を展開するレバレジーズ。同社がなぜ今マーケティング職の採用を強化しているのか。本セッションでは、執行役員兼マーケティング部部長の藤本直也氏が登壇し、「プロダクト開発からテレビCMまで縦横無尽なマーケティングキャリアとは」と題して、レバレジーズにおけるマーケティングの定義、マーケティング部の特徴、そして20代で市場価値を最大化するキャリアの可能性について語りました。
登壇者プロフィール
藤本 直也 氏 レバレジーズ株式会社 執行役員兼マーケティング部部長。大阪大学工学部卒。バイト時代も含め約14年在籍。多数の新規事業の責任者を担い、これまでに約10のサービスを1,000万人規模に提供。25歳で執行役員に就任し、現在は会社全体を見ながらマーケティング部門のトップとして多様なサービスに携わっています。
会社概要とマーケティングキャリアとは
レバレジーズは売上約1,700億円規模まで成長し、メガベンチャーと呼べる水準に達しています。この成長を通じて、日本経済への貢献や社会変革を担う企業を目指しています。
企業理念として、顧客の幸福や感情的な豊かさを重視するスタンスを掲げています。サービスを通じて顧客を幸せにすることで、結果として世界中が幸せになるという考え方です。こうした取り組みを様々な国・業界で展開しており、サービス数の拡大と成長に伴い、優秀な人材の採用を強化しています。新規事業やM&A、海外展開も進み、経営に関わるキャリア機会も広がっています。
藤本氏は、マーケティングキャリアとは「日本を救う、社会を変革する、新しい当たり前を創る」といったテーマに共感できる方に向いているキャリアだと語りました。
レバクリ――ビジネスの力で社会を変える
具体的な事業紹介として、オンライン専門の病院「レバクリ」が取り上げられました。医療の地域偏在という課題に対し、オンライン診療などを通じて解決を目指すサービスです。「ビジネスの力を用いて世の中を良くしていく、これがレバレジーズのマーケターです」と強調しました。

マーケティングとは
藤本氏は、マーケティングとは本来、戦略からプロダクト開発、プロモーションまでを包括するものだと説明しました。レバレジーズでは戦略から実行まで一気通貫で担うのが特徴であり、マーケティング部門もその思想に基づき、事業全体を推進する役割を担っています。

なぜマーケティング職を強化するのか
マーケティング職の採用を強化する理由として、3つの成長ドライバーを挙げました。
1つ目は、既存事業を日本一の速度で伸ばすこと。2つ目は、毎年10〜20個の新規事業を生み出すこと。3つ目は、毎年10個の買収先をグロースさせることです。レバレジーズが他社を買収するケースもかなり増えており、その分だけ優秀なマーケターの採用・育成を積極的に強化しているとのことです。

マーケティング部の4つの特徴
マーケティング部の特徴として、藤本氏は4つのポイントを挙げました。
① すべてを自社で行うインハウス
レバレジーズの新規事業成功率は約80%と非常に高い水準にあります。事業開発はリサーチ・戦略・実行の3ステップですが、AIの進化により前半は差がつきにくくなっており、現在は実行フェーズで差が生まれる時代だと藤本氏は指摘します。だからこそ速度と再現性を高めるためにインハウス体制を採用し、企画から開発・マーケティング・セールスまでを自社で一貫して担っています。
マーケティング部は幅広い機能を持ち、縦割りではなく戦略から実行まで部内で完結する体制を取っています。組織も150名から300名へと拡大中で、多くの人材を募集しています。

② 顧客の問題解決を柔軟に最速で行う
速度や柔軟性を重視し、縦割りではなく一体化した組織で対応しています。顧客ニーズに応じて広告、プロダクト、新規施策など最適な手段を柔軟に選択するスタイルです。
③ 世界の最先端を引っ張る
外注に頼らず、社内で高い専門性と最先端レベルの実行力を持っている点が強みです。背景として、広告費だけで年間300〜400億円規模にのぼり、日本の広告費ランキングでもトップ20を狙える位置にあります。
広告費の成長率が高いため、ビッグテック企業から優先クライアントとして扱われており、最先端企業との共同取り組みや研究開発の機会が豊富にあるとのことです。実績として、AWS主催の国内最大級ハッカソンで日本2位を獲得したほか、Adobeと連携した先進的なエンタープライズ施策にも取り組んでいます。
また、必要に応じて外部も活用しています。テクノロジー提供企業と連携しながら、自社の専門性向上にも継続的に挑戦しています。

④ 会社の中核を担う
レバレジーズではマーケティングが会社の中核を担っています。投資対効果のロジックを基に広告費を決定し、最大限の投資を行うスタイルです。マーケティング起点で事業予算が組まれ、戦略や施策が全体に影響します。予算フローや承認フローを含め、他社とは異なる構造を持っている点が特徴です。

キャリアについて
具体的なキャリアパスについて、藤本氏は多様な選択肢があると語りました。未経験でも2〜4年目には事業の集客責任者を担い、CMOに近い役割を経験するケースもあります。デジタル広告や統合マーケティングに関わり広告スペシャリストとして専門性を高める道、チームリーダーとして育成や組織運営に携わる道、さらに新規事業責任者へと進む道もあり、3〜6年で管理職に成長するケースが多いとのことです。個人のWillに応じた柔軟なキャリア設計が可能です。
マーケター150名で50サービスを運営しており、若手でも事業責任者に近い役割を担います。入社2〜3年で広告、プロダクト、CRMなどのトップとして責任を持つケースが一般的で、成果次第では1年目から数億〜10億規模の運用を任されることもあります。
採用については、専門性が高い領域ではあるものの、ほぼポテンシャル採用で、中途未経験も約半数を占めています。教育体制や育成力に強みがあり、チームワークと育成を重視するカルチャーが根付いています。年収については、未経験入社でも5〜6年目で平均800万円、10年程度で1,000万円程度が平均とのことです。

また、レバレジーズでは数百通りのキャリアから、自身の意思に基づいて選択できます。やりたいことを明確にすることで、それに合った役割や機会が与えられます。意思があるほどモチベーションを維持しやすく、成長スピードも高まります。主体性を持つことで、キャリアの柔軟性と成長機会を最大化できるようになります。
藤本氏は、中途転職でキャリアに一番影響を与える因子は職種であり、企画・マーケティング・経営といった専門性を身に付けることがキャリア形成において重要だと述べました。また、7:2:1の法則の通り実務経験こそがスキルとキャリアを決定づける要素であり、目指すキャリアを明確にして全力で取り組むことが鉄則だと語りました。
Q&A
Q:マーケティング部が予算や戦略を握り、マーケターとして豊富な体験ができる環境だと感じましたが、なぜレバレジーズではそれが実現できるのでしょうか。
藤本氏によると、他社ではマーケティング部門がコスト部門として扱われているケースが多く、営業が強くマーケやエンジニアが下請けのような立場になりがちだといいます。一方、レバレジーズでは全員が平等に議論し、マーケが主導しつつも連携する形を取っています。上下関係なくフラットに議論しながら物事を進める環境が、同社の強みです。
Q:マーケターの評価はどのように決まりますか。トップ層の年収における共通項はどのようなものですか。
ほとんどの職種でプロセス評価と結果評価の掛け合わせで決まるとのことです。結果だけ良くてもプロセスが弱ければ評価は普通になります。難易度の高い商材での工夫や努力も評価対象です。トップ層の共通項として、藤本氏は3つを挙げました。1つ目はハードワークです。朝から夜中まで取り組む人は成長も早いという感覚があるとのことです。2つ目は自学自習です。自分で考え勉強できる人は強く、会社の中の誰よりも勉強していく姿勢が重要だと話しました。3つ目は人の力をうまく借りることです。苦手な領域やまだ手をつけていない領域は、うまく人の力を使って組織で解決していく姿勢が重要だといいます。
Q:レバレジーズで大きく飛躍する20代に共通する思考や行動はありますか。
藤本氏は、先の回答と同じくハードワーク・自学自習・人を頼る力の3点を挙げました。
Q:インハウス型のメリットが大きいのに、なぜ全事業会社が導入できないのでしょうか。
最近は大企業もインハウス化を志向していますが、その多くはコスト削減が動機だといいます。しかし、やればやるほど外注以上の成果を出さなければ中でやる意味がないと感じるようになります。そのレベルの専門性は2〜3年では無理で、10〜20年単位でやっと形になるものです。やり抜こうとする会社が少ないことが、現状の背景にあると藤本氏は指摘しました。また、給与体系や専門人材のコストが合わないという課題もありましたが、最近は改善されつつあるとのことです。
Q:AI×自社データの活用についてレバレジーズで成立する要因は何ですか。
自社データをうまく活用しなければ広告運用さえうまくいかない時代になっているといいます。デジタル広告の運用はAI同士が会話することで配信が最適化される最先端の領域であり、運用担当は「AI作成担当」と言った方が近いとのことです。外注ではデータの受け渡しや連動に限界が出るため、インハウスの会社の方が強くなりやすいと説明しました。
Q:レバレジーズならではのマーケターの一番の面白みは何ですか。
藤本氏は、若手でやる気のある方から40〜50代でスキルが高くやる気のある方まで、多様なメンバーがディスカッションしながら専門性を基にいいものを作ろうとしている環境が一番の面白みだと語りました。なお、マーケティング部ではリモートワークを認めていません。コミュニケーションの効率性が最も重要であり、特にブレストや概念的な議論は対面の方が効率的に進むためです。やる気のあるメンバーが集い、専門性を軸に意見を出し合い問題解決していく環境こそが、レバレジーズの面白みだといいます。
Q:マーケティング組織での経験・スケール・スピードの特徴を他社比較の観点で教えてください。
新卒1年目から新規事業に約40%が配属されるなど、非常に速い成長機会があります。広告領域でも初年度から数億〜10億円規模の予算を任されるケースがあり、若手のうちからCMOやCOOのような役割を担う実践的な経験ができるのが特徴です。他社ではデジタルや小規模開発に限定されがちですが、レバレジーズではテレビCMからデジタルまで横断した大規模なマーケティング戦略に携われる点が強みだと藤本氏は締めくくりました。