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「事業をつくる、人をつくる」をミッションに掲げるインフキュリオン。Fintech領域で国内屈指の知見を誇るコンサルティングファームや、先進的なBaaS(Banking as a Service)プラットフォームを有する事業会社など多様な顔を併せ持つ。ミッションの通りに新規事業を次々と創出し、そこでの経験を経て一流のプロフェッショナルが数多く育っている。なぜこの場所では圧倒的なスピードで成長できるのか。転職からわずか半年でシニアマネジャーに昇格した柿本浩太朗氏に話を聞いた。
自分の未来は自分で決める。インフキュリオンなら、それが実現できる
――これまでのキャリアを簡単に教えてください。
柿本:もともとIT領域に興味があって、新卒で入社したのは富士通です。金融SEとして働く中で、アプリや基盤の開発に加え、ソリューション企画、富士通製品のヨーロッパへの拡販など幅広く担当させてもらいました。ヨーロッパでの経験がコンサルティングファームへの転職を考えるきっかけになったのですが、スペインの顧客から「SEではなくコンサルタントを求めている」と言われてしまって。ITを作る立場から、ITを活かして新たなビジネスをつくり出せる人になりたいと思い、PwCコンサルティングに転職しました。
PwCでの学びは、大きな成長につながっています。インフラ統合の推進やデータ利活用に向けた統合モデルの作成、オープンAPI戦略の策定、M&A後のPMIなども経験させてもらいました。ただ、中長期的なキャリアとしてはファームでディレクターやパートナーを目指すのではなく、いずれ事業会社に戻って自らの手でサービスを届けたいという思いを持っていました。そんな時に「金融事業の新たなガバナンス体制を立ち上げるためにIT部門の責任者を募集している」と声をかけてもらったのがKDDIです。主に推進したのは、グループ共通でのセキュリティー基準の策定。わずかな期間ではありましたが、auフィナンシャルホールディングスの立ち上げ後、同社のIT統括部長としてグループ経営管理の一翼を担当させてもらえたのはありがたかったですね。
――そこからインフキュリオンに転職されたのはどういう理由だったのでしょうか?
柿本:富士通もそうだったのですが、キャリアを会社側に決められることに違和感がありました。これは日本の大企業特有の文化だと思います。新しいことにチャレンジするのも非常に時間がかかる体制だったので、スピード感を持って自分の思い描くキャリアを実現するのは難しいと判断しました。
転職にあたって重視したのは、大きくわけて3点です。1つは、自らの裁量で仕事やキャリアを決められること。2つ目は会社規模がまだ大きくなく、自分が会社の成長に寄与できること。そして最後が、将来性のある強いプロダクトを持っていることです。
インフキュリオンは、非常にユニークなBaaS(Banking as a Service)プラットフォームを持っています。現在はコンサルティング部門で新規事業の創出支援を担っていますが、いずれは自社のプロダクトを支える役割も経験したいと思っています。
――PwCもグローバルファームですし、これまでの3社はすべて大手安定企業です。インフキュリオンは伸び盛りの企業とはいえ、転職に際して不安はありませんでしたか?
柿本:家族がいますので、40歳でベンチャーにいっていいのかどうかは少し悩みました。ただ、成果を上げれば報酬もスピーディーに増える仕組みですし、何事も大きく伸ばすためには一度しゃがむ必要がある。自分自身と会社の将来性にかけて、転職することを決めました。
実際に、入社して半年後にはシニアマネジャーに昇格しています。自由度高く自ら動くことができますし、出した成果は正当に評価される会社です。やらされる仕事より、自分からやる仕事の方が成長スピードも速いですし、モチベーションも上がります。あの時決断して本当に良かったですね。
新規事業で大切なのは、「Where to play」と「How to win」
――入社後半年で昇格されたということですが、どういったところを評価されたと思いますか?
柿本:通常のクライアントワークでも一定以上の成果を出せたのかなと思っておりますが、対社内の取り組みも評価されたポイントの一つだと感じています。インフキュリオンは良くも悪くも未成熟な会社なので、キャリアステップや教育の仕組みが体系だって整理されていないところがありました。そこでアソシエイトやコンサルタント、ディレクターといったそれぞれのポジションで求められる能力や、昇格するための基準を整備しました。
メンター・メンティー制度も提案し、コーチングに必要な考え方を明文化。また、コンサルティングスキルをベーシック、プロフェッショナル、インダストリーの3つに分けて、それぞれのスキルを獲得するための勉強会や外部研修を無料で受けられる制度も体系化しました。
――入社して間もない柿本さんがそこまで任されるのもすごいですね。
柿本:社内を知らないからこそできた部分もあると思います。PwCのファーム出身なので、コンサルティングファームとしてどうあるべきかというアイデアも持っていました。もちろんPwCそのままの制度にしても意味はないので、役員陣も巻き込みながらインフキュリオンらしい仕組みを作り上げたつもりです。
ただ、たしかに入社してわずか2カ月のメンバーを信じて反映させていく柔軟性は、他社にはなかなかないかもしれません。どんな立場にあったとしても、自分の声や意見をしっかりと企業運営に活かすことができる。これもインフキュリオンならではのやりがいですね。
――クライアントに対してはどのようなソリューションを提供されているのでしょうか。
柿本:社内では共創型コンサルティングと呼んでいますが、さまざまな企業と力を合わせ、新規事業を創造して社会にインパクトをもたらすことが我々のレゾンデートル(存在意義)です。
今私が取り組んでいるのは、銀行さんとの新事業開発プロジェクト。個人間でのお金のやり取りをもっとスムーズにできないかと検討しています。
――新規事業の創出はどういう流れで進めていくのでしょうか。
柿本:戦略を練る前に、まずは市場分析からスタートします。よく、戦略立案には「Where to play」と「How to win」が大切だといわれます。どの市場で戦うのか、そして決めた市場でどう勝つか。この2つを高い精度でプランニングすることが、ビジネスを成功に導くための大きなポイントです。
日本発のユニコーン企業になる。これは夢ではなく、現実的な目標だ
――プロジェクトを進める上で難しいのはどういったところですか?
柿本:私自身はアイデアパーソンではないので、「How to win」の差別化アイデアを考えるところが難しいですね。正確な市場分析は得意なのですが、こういうサービスならお客さんに受け入れられるのではないかと、アイデアを出すところで壁にぶつかるケースが多いです。
ただ、インフキュリオンは一人ひとりが当事者意識を持ちながらチームとして成果を出すことを大切にしているので、他のメンバーと力を合わせてアイデアを創発するようにしています。みんな忙しいはずなのですが、相談に乗ってほしいと言って断られることはないですね。
当社のバリューに「Great Work, Great Team.」という言葉もありますが、自分さえ良ければいいという人はインフキュリオンには一人もいません。非常に素晴らしいカルチャーだと思います。
――新規事業コンサルティングのやりがいについても教えてください。
柿本:答えがないものに対して答えを出さなければいけないところが、難しさであり醍醐味(だいごみ)でもあります。まだ世の中にないサービスをつくることになるので、そのサービスが実際にリリースされる時のことを考えるとワクワクしますね。
あとは、自分自身の圧倒的な成長スピードを実感できることも魅力です。すでに存在しているビジネスの業務改革と比較しても、新規事業の創出には幅広い知見が求められます。市場分析のための3C分析やPEST分析には論理的思考能力が、収益計算には基礎的な会計の知識が必要ですし、実際のサービス開発に向けてはテクノロジーに関する知見も欠かせません。金融領域の新事業になりますので、銀行法や割賦販売法、個人情報保護法などのリーガル知識も必須です。
先ほど申し上げた通り勉強会や外部研修の仕組みも整備しているので、過度に心配する必要はありません。今以上に速いスピードで成長したい、幅広い知見を身につけて経営スキルを磨きたいと思っている方には、最適な環境なのではないでしょうか。
――その他にはどんな方に向いていると思いますか?
柿本:やはり、自分自身で新規事業をつくりたいという思いを持った方ですね。PwCコンサルティングにいた時に、20代30代の若手で辞めていく中には自ら起業するという人も多くいました。もちろん挑戦することは素晴らしいのですが、新規事業の創出をまだ経験したことがないのであれば、1度インフキュリオンでその力を磨くことも選択肢の一つになるでしょう。
当社は自社サービスを運営している事業会社の側面も持っているので、そちらで経験を積む機会も十分にあります。コンサルティングファームに入社したものの、思い描いていたようなダイナミックな案件に携われていないという方は、ぜひインフキュリオンへの入社をご検討ください。
これは日本経済の課題だと思っているのですが、日経225に選ばれている企業は何年もほとんど変わっていませんよね。アメリカのダウなどは大きく入れ替わっているのですが、日本ではなかなかユニコーン企業が出てこない。インフキュリオンが強みを持つFintech領域は今伸び盛りですし、私たちは本気でこの状況を変えようとしています。あなたもこの場所で、ともにチャレンジしてみませんか。