【業界別】現役社会人が新卒に贈る推薦図書一覧 ~「学生時代に読んでおきたかった!」あなたのバイブル教えて下さい!~

・1.はじめに
就職活動の選考対策や入社前準備として、良書を読むことは、とても有効な手段です。ただ、おすすめの本が多すぎて何から手を付けて良いか分からない方もおられるかと思います。
そこで、今回は各業界の現役社会人おすすめの書籍を、コンサルティングファーム、金融、商社、広告の新卒内定者向けに対談形式でまとめました。
ファシリテーターは、Liiga編集部のゆず(22卒金融業界内定者)です。
本調査は、外資就活ドットコムが運営する相談室の回答者に協力をお願いしています。
▼相談室はこちらから▼
https://gaishishukatsu.com/box/answers
・2.コンサルティングファーム
入社後もリファレンス的に置いておくなら■PowerPoint資料作成 プロフェッショナルの大原則が良いです。
■ストーリーとしての競争戦略
■イシュ―からはじめよ
の三冊は、今でも繰り返し読んでいます。大学での学びにも使えるエッセンスが大量に詰まってるので学生のうちに一度読んでみてください。
コンサルは転職が当たり前で、変化が激しい職種だと思います。その点を踏まえて、おすすめの書籍はありますか?
その点で、
■選ばれるプロフェッショナルはおすすめです。具体的な業界やテーマを絞るため、というよりはプロとして生きる(コンサルタントとして生きる)自身の在り方を考え直す材料になる書籍だと思います。
ゴールドマン・サックスから戦コン、さらにはスタートアップと活躍の場を広げられてきたタケモトユウヤさんにも、お伺いしましょう。
そのためには、学ぶ姿勢を失わないことと、基礎的な思考スキルが重要で、これらはどんな会社でも必ず役に立つ“ポータブル”なものだと思っています。
さらにポータブルな知識を身につけられるオススメの書籍としては以下を挙げます。
■考える技術・書く技術
■超・箇条書き
■ロジカル・シンキング
いずれもいかに思考を整理するかを教えてくれるので、これらをベースに日常でもそうした思考の整理をしてみることをお勧めします。
企業参謀にいたっては、30歳ちょっとでこれを書いたのかという衝撃、そして30そこそこになったら実力としてはやろうと思えばなんでもやれるはずなのに、年功序列で40過ぎまで出番待ちしてるのか?といった主旨の一文が強く記憶に残っています。
アンリ氏の本も、頭脳のピークである20代後半から30代前半、君にいくらの価値がある?1000万とか2000万とか器の小さい話してるんじゃねえ、的なことが書いてあり、痺れること言う!!と思いました。どちらも読むと、年齢を言い訳にせず、ガンガンチャレンジして120%出していこうという気持ちになります。
また、現役戦略コンサルタントとして活躍されているマイケルさんは、「ほとんど書籍を読まない」とおっしゃっていますね。
内定者時代は本を読むより色んな業界の人と知り合ったり、色んなところに旅行に行くことをおすすめします。20年足らずで見てきたものの範疇で描けるキャリアや人生観はかなり狭いので、これを押し広げる努力をしてください。
仕事においても、人生経験においても、得た知識と経験を掛け合わせていくことが一番のスキルアップなのかもしれません。
・3.外銀・金融・PEファンド
■投資銀行残酷日記
■投資銀行青春白書
前者は、バリュエーションの基礎が分かりやすく解説されています。後者は、会社法についての書籍なのですが、クライアントである日本企業のコーポレートアクションは会社法で規定されて、意思決定されるないしは制約されるので、早いうちから基礎理解は必要かなと。
ただ、前者は働く前に読むには重すぎるので、内定者には後者をおすすめします。メガバンク等の銀行の財務を基礎からわかりやすく理解するためにおすすめの1冊なので、全金融業界の内定者におすすめします。
一言で表すと資本主義の構造を定性的に説明した本です。 自分は大学卒業後に読んだのですが、大学入学後ぐらいのタイミングで読むと、昨今、社会において戦うべきルールがそれまでと大きく変わったことがよく分かると思います。
あとは、ジョブ型雇用で働かれるなら
■外資系で学んだすごい働き方も参考になるかと思います。ただ、外資系で働かれる方向けというよりは、グローバル化に伴う日本人の長期的なJob Securityを考えるための本というのが正しいかと。
外資系企業における役割ごとの年収レンジや求められる英語力の違いも具体的で納得感しかなかったですね。
ポパイさんは、メガバンクからPEファンドに転職というキャリアを歩まれていますが、そのキャリア形成に役に立った書籍などはありますか?
PEファンドの業務は良くも悪くもブラックボックスの部分があり、あまり知られていないのが現状です。まずはPEファンドという職種を理解するためにも、この本を読むことをおすすめします。
・4.商社・広告
とはいえ、実務的な本が良いということでしたら、最近のスタートアップのビジネスモデルが纏まった本とかは面白いと思います。 社内にいると足下の既に出来上がったビジネスモデルの管理に囚われがちですが、最近のスタートアップがどういうマネタイズをしているか知っておくと、その仕組みが仕事でも活かせたりとオススメです。
そのうえで、インプットという観点で、広告やマーケティングに関連する書籍をいくつかご紹介します。
まず、■広告&CM年鑑。年度ごとにその年の広告やCMを一覧にまとめたものが出版されます。まずは世の中に出ているたくさんの広告を見て楽しんでください。きっといつかそのインプットが役に立つときが来るはずです。
佐藤尚之さんのシリーズ(■明日の広告・■明日のコミュ二ケーション・■明日のプランニング)も広告コミュニケーションについての指針となるものが、分かりやすく書かれています。
■手書きの戦略論 は、コミュニケーションデザインについて、体系的にまとまっていて、今、振り返って見てみても参考になります。
個人的には、ビジネス書や自己啓発本ではなく、時間がある学生のうちに古典的名著と呼ばれる本を読み漁ることをおすすめします。世の中の流行り廃りがある中でも読まれる名著には、普遍的な価値があります。そしてそういった本を読んで培われていく価値観やモノの見方こそが、働いているうちにきっと生かされるかと。
時間がある学生のうちだからこそ、読破するのが難しい本に挑戦できるのは、全内定者共通だと思うので、時々古典を挟んでみるのも良いかもしれませんね。
・5.【今年度版速報】有名企業22卒内定者課題まとめ
Liiga編集部では、各業界の内定者課題も調査しています。内定者課題は、新入社員に向けて「入社時にこれだけの知識・考え方・スキルは身に付けておいてほしい」という企業からのメッセージだと捉えてよいでしょう。ぜひこちらも併せて、ご活用ください。
■【今年度版速報】MBB、商社、金融、広告の有名企業22卒内定者課題まとめ
・6.おわりに
いかがでしたでしょうか。
第一線で活躍する現役社会人の方は、内定者期間に限らず、働き始めた後もバイブルとされているとおっしゃられている方も多く、この機会に、何冊かは購入してもよさそうですね。
最後に、Liigaでは、このコラムの他にも以下のような就活生や内定者の皆様に向けた、キャリアに関するコラムやサービスを提供しております。
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