sponsored by PwCあらた

世界最大級の会計事務所であるPwC(プライスウォーターハウスクーパース)の手法を日本の市場環境に適した形で提供し、国内企業のリスクマネジメントとガバナンス強化に取り組むPwCあらた有限責任監査法人(以下、PwCあらた)。多種多様な経歴を有する人材が集まるPwCあらたは、“X-LoS(クロスロス)”のカルチャーを土壌にクライアント企業が抱える多くの課題を解決に導いている。
PwCあらたの最大の特徴は、さまざまな経歴やバックグラウンドを持つ人材が掛け合わさり、個々の能力を最大限に活かしながら、それぞれのクライアントに応じたソリューションを提供すること。今回は、そんなクロスロスカルチャーが生み出した企業としての魅力と、多様化するリスクを乗り越えていくプロとしての矜持について、パートナーの高木和人氏と若手メンバー2人に話を伺った。
〈Profile〉
高木 和人(たかぎ・かずと)
パートナー
日本の大手監査法人にて財務諸表監査を経験した後、香港オフィスに赴任し、日系企業の現地進出を支援。帰国後は、外資系のメガファーマや日系の大手事業会社に在籍し、税務業務や海外グループ会社のリスクコンプライアンス監査、中期経営計画の編成やKPIの設定・評価業務など幅広い経験を積む。これまで培ってきた知見を活かし、日本企業のコーポレートガバナンスや海外展開の強化に尽力したいという思いから、2015年にPwCあらたに入社。
陳 依農(ちん・いのう)
シニアアソシエイト
台湾の大学を卒業後日本の大学院に留学し、修士号を取得。国内大手金融会社で営業職を経験した後、2017年に台湾の大手法律事務所に入社して弁護士としてリーガルコンサルティング業務に従事する。主に日系企業を対象とした企業法務を担当。2019年PwCあらたに入社して以降は、海外の内部監査と企業のコンプライアンス体制構築などのアドバイザリー業務を担っている。
竹本 翔馬(たけもと・しょうま)
アソシエイト
米国の大学を卒業後、日系大手旅行代理店の海外支店における経理部門にて管理会計に従事。その後、アジア太平洋地域に展開する独立再生可能エネルギー開発大手の日本法人に参画し、プロジェクトファイナンスに従事。PwCあらたに入社後は、日本企業の海外子会社への内部監査、内部統制監査、リスク管理態勢・業務改革の構築支援など、幅広いアドバイザリー業務に従事している。
※内容や肩書は2022年4月の記事公開当時のものです。
経営者が安心して眠れる体制を。攻守に優れたPwCあらたのサポート
近年、多くの企業においてリスク管理やガバナンスに対する意識が強化されているように感じます。
おっしゃる通りですね。この領域が重視されるようになった理由の一つは、日本企業のガバナンスやリスク管理といったバックオフィスの機能が、海外の子会社やグループ会社とうまく連携できていないという危機意識があるからと考えています。
ガバナンスに脆弱性があると、その企業が本来持っているはずの潜在的な成長力を発揮できない状況が生まれてしまう。だからこそリスク管理やガバナンスの強化に取り組んでいる企業が増えていると思います。
形式的な制度を整えるだけでなく、実質的な価値向上につながる仕組みの構築が求められています。リスク管理やガバナンスの高度化はこれから先も大きな課題であり、同時に成長が著しい分野といえるでしょう。
リスク管理に対する意識が大きく変化する中、皆さんの所属する「ガバナンス・内部監査サービス部」はどのようなミッションを掲げているのでしょうか?
クライアントが、競合企業やグローバル企業と戦える仕組みを構築できるようにすることが私たちのミッションです。
ガバナンス領域に関しては、たとえば取締役会の実効性の自己評価について、PDCAのサイクルが健全に機能するように支援するプロジェクトも増えていますね。あるいは私たちが外部の立場から内部監査部門の課題を可視化し、監査体制の強化を支援するような案件もあります。
リスク管理においては、顧客のグループ全体のリスク管理を最適化するサポートをしているわけですが、近年は見るべき範囲がかなり広がってきています。従来、企業のリスクはその企業の内部で完結するものでした。ところが昨今では、世界的な人権問題や環境問題への対応方法がレピュテーション(評判・評価)になって返ってくるわけです。私たちはそういったリスク管理が持つ役割の変化にも随時対応しています。
また、コンプライアンス面での問題が起きたときの社会的なペナルティーは増加する一方です。だからこそ私たちガバナンス・内部監査サービス部は、経営者が安心して眠れるような、グローバルコンプライアンス体制構築のサポートを行っています。
リスク管理やガバナンスと聞くと「守り」のイメージが強いですが、企業成長にも大きく関与しているのですね。
当社のグループにはPwCコンサルティング合同会社のように「攻めのガバナンス」のサービスを提供している法人もあります。一方、私たちは企業成長のボトルネックになる部分を取り除くことで、クライアントの将来的な価値創造に貢献しています。グループ内の複数の法人で協働するケースも多く、攻守含めた総合的な視点からサポートできることが私たちの強みです。
この「総合的なサポート」こそが、PwCあらたの強みであり魅力だと感じます。
税務、法務、コンサルティング、ディールアドバイザリーなど、各専門家の所属する法人がみんなで一丸となってクライアントの課題解決に取り組んでいく。そうしたスタンスを、PwCではクロスロスと呼んでいます。
ガバナンス領域のコンサルティングは、たった1人でカバーできるほど簡単な仕事ではありません。多面的なサポートを実現するためのグローバルネットワークを形成し、あらゆる垣根を超えてコミュニケーションを取りやすくしています。
シンプルに表現すれば「風通しが良い」ということですが、幅広いバックグラウンドを持ったメンバーと協働することは、間違いなく個々人の成長にもつながっています。この領域は人材の質が企業としての品質に直結しますから、こうしたカルチャーは今後も大切にしていきたいですね。

ダイバーシティーが進んだ風通しの良い組織で、幅広いプロフェッショナルと協働する
竹本さんと陳さんは、高木さんとはまた違った視点で現場に立っていらっしゃると思いますが、お二人から見たPwCあらたの強みはどのようなところですか?
風通しの良さは本当にその通りだと感じます。パートナーやディレクターとも、とても気軽にコミュニケーションをとりやすいですね。職階が上の人たちがわざわざ時間を割いて指導してくれるので、私としてもその期待に応えたいというモチベーションになっています。各領域の熟練したプロフェッショナルからノウハウやナレッジを共有してもらえる体制が整っているのは、私にとって大きな魅力です。
お互いをリスペクトする文化が優れていますよね。私もPwC弁護士法人のメンバーと一緒に案件に取り組むことがあるのですが、フラットな関係の中で知見を交換して、お互いのスペシャリティーを尊重しながら進めることができています。
また、PwCあらたはダイバーシティー環境も非常に先進的です。自分が“外国人”であり“女性”であると意識したり、組織規範からズレてはいけない、日本人のように振る舞わなければならないと感じたりすることはまったくありません。
「こういう働き方をしたい」と相談すればすぐに応じてくれますし、それが特別なことではないんです。一人一人の環境や背景を尊重することを当たり前としてとらえている会社なので、不要な心配をすることなく仕事に打ち込めています。
お二人がPwCあらたで経験を積んでいく中で、どのような変化や成長があったのかをお聞かせください。
自分自身で一番変わったなと思うのは、本当の意味でお客さまの立場に立って考えられるようになったことです。ありきたりかもしれませんが、意義のあるソリューションを提供するためには、顧客視点が絶対に欠かせません。
竹本は、私たちのメンバーの中でも特に成長が早いんですね。その要因の一つが、自らコンフォートゾーンを出ていくチャレンジ精神を持っていること。今の自分には少し難しいと感じるプロジェクトにも積極的に手を挙げて、人の倍速ぐらいのスピードで経験を積んでくれています。
今では、他部署の人からも「竹本さんにお願いします」と依頼されるほどです。もともと経理としてのナレッジは持っていましたが、さまざまな経験や知識を積み重ねていくうちに幅広いプロジェクトに対応できるようになったと感じます。
私も近しいのですが、多角的な視点を取り入れることができたのは大きな変化だと思っています。弁護士として働いていたころは、職種上、法に則した最も保守的な観点からしかアドバイスできていませんでした。しかし今はそうではありません。
リスクコントロールやコンプライアンスが企業にとってどういう価値をもたらすものなのかをさまざまな視点から検討し、クライアントにとっての最適解を一緒に考えられるようになりました。
陳は弁護士という強力なキャリアを持った上に、言語能力も秀でています。しかもクライアントへの対応がすこぶる良い。もともと成熟された人だと感じていましたが、チームとしての動き方もさらに洗練されてきました。できれば早い段階でリーダーとしてのポジションに就き、後進のメンバーを導いていってほしいですね。

加速度的な成長を遂げ、あらゆる企業のガバナンスを高度化していく
メンバーのお二人が高い情熱を持って仕事に取り組まれていることがお話から伝わってきます。ここで働く魅力について、改めて教えてください。
会社経営に携わる方々から悩みを聞いて、ともに解決策を考えていくプロセスに醍醐味(だいごみ)や達成感を覚えています。状況が整理され、課題が明確になり、その解決が企業成長につながっていく。この過程の近くにいられることは貴重な体験だと思います。
経営層の方々はさまざまな課題を抱えています。先ほど高木も少し触れていましたが、中には夜も眠れなくなるようなこともあるわけです。そんな状況において、私たちが支援させていただいた末にどのような解決策を見いだせるか。ここが非常にシビアであり、同時にやりがいでもあります。
PwCあらたは、日本の企業全体のガバナンスを高度化していくことを目指しています。経営層の方々の良きアドバイザーになっていると実感できることは、非常にやりがいを感じるところだと思います。
また、経験のスピード感もここで働く魅力の一つです。通常であれば決算は1年に1回ですよね。ですが、さまざまなクライアントのサポートについていれば、極端な例を挙げれば、毎月決算に参加することだってあり得ます。その場合、年間に12回決算を経験できることになる。より効率的に進めることができれば月に2件の決算を回しながらアドバイスできる可能性だってあります。そうなると、成長の度合いが加速度的ですよね。将来的には自ら経営者として価値を発揮する人材にもなり得る。そのためのステップを早く踏むことができるのは、PwCあらたならではだと思います。
“加速度的な成長”を果たすことができるのはどのような人なのでしょうか。
まずは、積極的に吸収する力と意欲を持った人です。竹本も陳も、周囲のメンバーが持っている知見や現場での経験から吸収する力が非常に高い。個人の成長スピードは、パッションを持って仕事に取り組めるかどうかで大きく変わってきます。すべてを「自分事」としてとらえられる人か、「他人事」として見てしまう人かが決定的な違いになる。これまで見てきた中でも、熱意をもってやり遂げようとするメンバーは経験の中ですぐに能力を伸ばしています。
最後に、お三方が一緒に働きたいと思う人物像についてお聞かせください。
PwCあらたには、多様で柔軟な働き方を受容してくれる文化があります。経験を糧にさえできれば自分らしく能力を伸ばすことのできる場所なので、新しいことに恐怖心を抱くことなく挑戦できる方は、ぜひ門をたたいてください。
あるプロジェクトで、「あなたはプロですか」と聞かれたことがあります。私の答えはYESでした。プロとして高い期待をいただき、その期待に応えるべく真剣に議論し合い、支援をさせていただきました。その結果として自分自身大きな成長を遂げることができたと実感しています。
これから入社してくれる方に求めたいのは、決して妥協しないプロ意識。これは私の定義ですが、プロ意識とはアウトカム(結果)に責任を持つ姿勢です。自分の出した成果物によって、世の中にどのような変化を与えることができるのか。そこまで追求できる人と一緒に働けるといいですね。
素晴らしいですね、アウトプットの品質だけでなくアウトカムまで見据えていく。若いメンバーからこうして刺激をもらえる環境は改めてありがたいと思います。
ガバナンス・内部監査サービス部では「サステナブルなグロースをしていくこと」を共通の意識にしています。これは、「中長期的に安定していくということ」と「目の前のトップラインを上げていく」というある意味で相反するゴールを組み合わせながら成長していくという発想です。
簡単ではありませんが、この思いを現実のものにしてPwCあらたをさらに価値ある企業に革新していきたい。この、大きな挑戦にともに立ち向かってくれる人をお待ちしています。
