ファーメンステーションが取り組む、未利用資源(食品・飲料の製造過程で出る規格外品・副産物や農産物の規格外品等)のアップサイクルはグローバルレベルでサステナビリティ領域の最先端テーマです。ある程度、事業としての方程式が見えつつあるSaaS等の既存領域とは異なり、サステナビリティ領域は世界的な需要が急速に高まる中で、いまだ明確な正解や確固たるプレイヤーがいないフロンティアであり、これからのマーケット創出が必要な事業開発領域です。当社はまだ10人強の少数精鋭のチームであり、自由度の非常に高いテーマと事業領域において、独自性の高い技術をてこに、若手ビジネスパーソンが事業リーダーとして活躍可能です。
代表の都市銀行・投資銀行等の金融バックグラウンドから一転、東京農業大学醸造科に再入学し発酵を学び起業した酒井、取締役COOはコンサルからエムスリーで事業責任者を担い、その後スタートアップで経営経験を積んだ北畠、またCTOには協和発酵・アサヒグループで長年発酵・蒸留関連の研究開発をリードしていた杉本がおり、起業家精神・事業開発・R&Dのバランスの取れた経営チームです。また、当社は原料製造から法人事業(原料・OEM等)、自社ブランド運営(D2C)まで幅広い事業を展開しており、元コンサル・化粧品ブランドマネジャー・製造業・元監査法人(公認会計士)など多様なバックグラウンドの人材で構成されています。
当社は研究開発型スタートアップであり、そのコアは独自の発酵テクノロジーです。多様な未利用資源(食品・飲料の製造過程で出る規格外品・副産物や農産物の規格外品等)を発酵で価値ある原料にアップサイクルする技術を有しています。また、国内で原材料から製造まで一気通貫で発酵エタノールを開発・製造し化粧品等の最終商品にまでできる企業は唯一無二であり、そのバリューチェーンが一気通貫であること、複数事業を展開し市場を創出できるビジネスモデルも独自のものです。また、発酵・蒸留の製造過程で出る発酵粕もゴミにせず資源循環する仕組みをステークホルダーと構築しており、社会性と事業性の両立も当社の強みとなります。