総合商社の総合力推進部:全社の戦略的M&Aを推進するM&Aスペシャリストを募集します
どんな仕事か
▼総合力推進部について 総合力推進部は、収益を生み出すことを期待される事業本部の中にあって例外的なコストセンターである。配下にM&A推進室とビジコン+室を有し、インハウス・アドバイザー(FA・コンサルタント)として他営業本部の支援を担う。 M&A推進室は事業戦略に沿った投資先選定から買収に至るあらゆるプロセスをサポートする。大規模なクロスボーダーM&AにFAとして参画し、クローズまで担当する事業本部に伴走する。 ビジネスコンサルティング+室は、PEファンドにおけるバリューアップチームのような立場で、投資後の会社に対する経営サポートを担う。主に投資後の戦略立案、経営改善、既存ポートフォリオの入れ替え・売却、コスト削減や人事的な制度改定など、投資先企業の価値を最大化するために必要なサポートを行う。 ▼M&A推進室について 戦略案件と位置付けられる大規模なM&Aに対応し、本部を跨ぐ大型案件をスペシャリストとしてドライブしていく役割が期待される。投資判断支援においては、事業部に寄り添いつつも、フェアな立場で案件審査を行う諮問委員会に対して意見書を提出する。 年間の相談件数は250件で、うち「リピーター」と呼ばれる継続的にサポートする関係がある営業部からの依頼が60 - 80件ほど。営業部との関係性の構築が重要であるため、社内会合などの機会を活かしてリレーションを育んでいる。 案件の9割はクロスボーダーM&Aで、非資源領域を中心に、ヘルスケア、ニュートリション、IoTなどのディールを推進する。営業部と共にDD、交渉、エグゼキューションを担うなど、プロアクティブに案件に介入する。 室員はそれぞれ3 - 5の事業本部を担当する。カバレッジの垣根は低く、案件次第では担当本部以外の案件も支援する。また、これまでに自己勘定投資も実施しており、自分たちのアカウントで取り組む案件も存在する。 案件の関わり方(深さ)はケース・バイ・ケースで、「浅いもの」としては事業部からピンポイントで質問を受けてTeamsの通話で対応するなど。一方で、DDからガッツリ案件に入ったり、FAの選定を行ったり、またプリンシパルの交渉戦略を立案するなど「深く」関わることもある。
この仕事の魅力
- 特定のセクターに縛られることなく、「(当該総合商社の)企業価値向上に資するか?」と常に全社的な視点を持ち、M&Aを推進するために必要な専門スキルを生かしてご活躍いただくことが可能。 - 各事業本部の投資案件はPEファンドと異なりExitを前提としていない。出資者の目を気にすることなく、自身の裁量で案件に携わり既存アセットとのシナジー構築を推進することができる。ただし、案件を進める中で三井物産がベストオーナーではないと判断した際にはExitについて議論する。 - 経営からの期待が高く、M&Aエグゼキューションの支援や、オリジネーションの支援、さらにコーポレートディベロップメントとして全社目線での戦略案件の企画、立案、推進にまでカバレッジを広げて活躍している。投資先に共通の問題がある場合は本社に働きかけて根本的な解決を促すなど、裁量の大きさと取りうる選択肢の多さが魅力。 - 海外異動の可能性もある。当室に数年在籍したのちの異動先が海外であったケースは豊富にある。
必要なスキル・経験
- 投資銀行を中心にセルサイドの経験を歓迎する。バイサイドの経験(ファンドや事業会社の投資事業部でのご経験)を持っていることはプラス評価となる - クロスボーダー案件が中心になるため、英語はビジネスレベルで使える方が良い
選考プロセス
- Webテスト(Web GAB+TAL) - ES - 人事面接 - 1次面接(事業室長・人事企画室員) - 2次面接(事業部長・人事企画室員) - 最終面接(事業本部長・人事部部長) - リファレンスチェック - オファー面談
想定年収 | 1,000 万円 〜 2,200 万円 |
ポジション | 総合力推進部:M&A推進室 |
勤務地 | 東京都 |