今、成長できるのはスタートアップ企業ではなくスケールアップ企業?第二新卒だから知っておきたい転職事情
2022/06/28
#スタートアップ
#市場価値
#第二新卒・若手
はじめに
皆さんは「スケールアップ企業」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。恐らく、これを読んでいる方は「スタートアップ企業」は知っていても、「スケールアップ企業」は知らない、という場合がほとんどだと思います。簡単に述べると、スケールアップ企業はスタートアップの次の段階で、今まさに急激な事業拡大を行っている企業を指します。このような企業では、他の企業では得られないエキサイティングな経験や、特殊なスキルを得ることが出来るため、成長機会を求める人にはぜひ関心を持っていただきたいところです。
このコラムではスケールアップ企業の詳しい解説や転職におけるメリットとデメリット、主な企業の紹介などをしますので、今後の転職活動の参考にしていただければ幸いです。
【目次】
・圧倒的なスピードで成長するスケールアップ企業
・似て非なる「スケールアップ企業」と「スタートアップ企業」
・今あなたがスケールアップ企業を選ぶべき理由
・スケールアップしている企業が多い業界・サービス
・どのようなスキルセットがあればスケールアップ企業に転職できるのか
・スケールアップ企業で企業成長のダイナミズム実感と専門的スキルの向上を
・圧倒的なスピードで成長するスケールアップ企業
・似て非なる「スケールアップ企業」と「スタートアップ企業」
・今あなたがスケールアップ企業を選ぶべき理由
・スケールアップしている企業が多い業界・サービス
・どのようなスキルセットがあればスケールアップ企業に転職できるのか
・スケールアップ企業で企業成長のダイナミズム実感と専門的スキルの向上を
圧倒的なスピードで成長するスケールアップ企業
スケールアップ企業とは、急激な事業拡大を行っている企業、ということになります。経済協力開発機構(OECD)は、少なくとも2年連続で20%以上の売上成長を遂げており、会計年度において10人以上社員がいる状態を「スケールアップ」と呼んでいます。ちなみに、売上高成長率20%というのは日本企業の上位700位くらいなので、400万社近くあるなかでそれだけの成長率をたたき出すのがいかに難しいか容易に想像できることでしょう。 一方で、桁外れな成長の一端を担う経験でしか得られないスキルは間違いなく存在し、今後の社会人生活での大きなプラスとなるはずです。 下記では、そんなスケールアップ企業が具体的にはどのような点でスタートアップ企業と異なるのか、そしてキャリア上でのどのようなメリットとデメリットを抱えているのかを深掘りしていきます。似て非なる「スケールアップ企業」と「スタートアップ企業」
スケールアップ企業とスタートアップ企業では主に事業の進め方が異なります。具体的には製品開発やメンバーの仕事内容などに大きな違いがあります。 製品開発に関してですが、スタートアップの段階ではトライアンドエラーの精神で散発的に行うこともできますが、スケールアップの段階では製品の方向性を固めて行く必要があります。 というのも、規模拡大によって増えた社員を養うには高い売り上げを維持しなければなりませんし、そのためにはリソースを少ない製品に集中的に投下して競合優位性を獲得することが不可欠です。また、資金調達の際にもより固まったビジョンを提示しなければ投資家がお金を出してくれません。 メンバーの仕事内容に関しては、スタートアップ企業の場合ではメンバー全員が部署等関係なく様々なタスクをこなす傾向がある一方で、スケールアップ企業では役割分担が進みます。これも高い収益を確保するための効率化であり、人員を拡大することで可能になります。役割分担をすることによって、スタートアップ企業ではジェネラリスト寄りのスキルが身につけられるのに対し、スケールアップ企業では専門に特化したスペシャリスト寄りのスキルが身に着けられるというのも大きな違いでしょう。 これら2点を勘案すると、スケールアップ企業はスタートアップ企業のような忙しさはありながらも、様々な点で効率化や選択と集中がなされているという点で大きく異なっているといえるでしょう。今あなたがスケールアップ企業を選ぶべき理由
スケールアップ企業とスタートアップ企業の違いが分かったところで、次はスケールアップ企業に勤めるメリットとデメリットを考えていきましょう。 スケールアップ企業に転職するメリットはそのやりがいと成長環境でしょう。企業が商材を絞り込んで事業拡大を図るフェーズでは、企業成長のダイナミズムを肌で感じられますし、それを成し遂げるための専門的スキルが身に付くのは間違いありません。 一方でデメリットとして、企業の組織体制が未整備なこととジョブセキュリティ(職の安定)の低さがあります。 今まさに拡大していこうとしているフェーズなので、賃金や人事制度なども整っていない可能性が高いです。また事業としては未だ不安定な状態にあるので、転職しなければならなくなる場合もあるでしょう。さらに、これはデメリットとも言い切れませんが、企業を急成長させるフェーズで必要なスペシャリスト人材を獲得している状況にあるため、一般的にスタートアップ企業志望者が望むジェネラリストの経験を得られないこともあります。スケールアップしている企業が多い業界・サービス
スケールアップ企業が多い業界はどのような業界があるでしょうか。以下の売上成長率ランキングを基に、四つの業界・サービスを厳選してご紹介します。 日本急成長企業2022 売上高を伸ばした100社ランキング:日経ビジネス電子版 日本市場 売上成長率 ランキング | Strainer (1)Saas Software as a Service略してSaaSに関するビジネスは、近年急激な伸びを見せており、スケールアップ企業が多い業界の1つです。インターネット環境さえあればどこでも利用できる利便性と、働き方改革やコロナ禍によるリモートワーク需要の増加が市場拡大の大きな要因で、今後も当分の間は伸び続ける業界と言えます。 (2)AI AIに関するビジネスもスケールアップ企業が多い業界です。AI自体が技術発展の途中にある一方で、需要が非常に大きく、多くの企業が事業拡大を進めています。今後、特にスケールアップしていく企業が多いと言えるでしょう。 (3)DX DXを扱うビジネスは、労働人口の不足などを背景に今まさに市場規模が拡大しており、スケールアップ企業も多く存在します。日本におけるDXはかなり遅れており、今後数年は伸び続ける業界です。 (4)教育・研究支援 教育・研究支援ビジネスは、学校などにおける、教育の質を向上させる取り組みに伴奏する形で近年伸びており、スケールアップ企業が多い業界の1つです。今後も教育において企業とタッグを組むという取り組みは進んでいくと思われるので、市場規模は大きく広がっていくでしょう。どのようなスキルセットがあればスケールアップ企業に転職できるのか
上記のようなスケールアップ企業が多い業界に転職するためには、どのようなスキルセットが必要なのでしょうか。この項では具体的な求人を見ながらどのような人材要件が課されているのかを深掘りしていきます。 ・SaaS Liigaプレイヤー求人詳細|14439KH:キーアカウントマネージャー/クラウド人事労務SaaSでARR45億のユニコーン/~1000万+ 上記はSaaS企業の求人例です。見てわかるように、英語力はもちろん、プロフェッショナルスキルも必須ではありません。エンジニア志望の場合はエンジニア経験が必要でしょうが、比較的間口が広いといえそうです。 ・AI Liigaプレイヤー求人詳細|14379MS:【UTEC投資先】重厚長大産業の「運行計画」高度最適化AIサービス/BizDev/1500万+ 上記はAI企業の求人例です。SaaS同様英語力は必要ありませんが、その専門性の高さゆえにAI関連のプロジェクトやコンサルティングの経験が必要です。少し条件は厳しいですが、これらに当てはまり、自分のスキルを加速度的に高めたい方はチャレンジしてみることをお勧めします。 ・DX LiigaITコンサルティング求人詳細|※関西勤務【デジタルビジネスコンサルタント】新規事業・プロダクトのプロデュースやDX構想策定など幅広いデジタル化を支援! 上記はDX関連企業の求人例です。英語力は必要なく、必要とされる経験も広いので、挑戦しやすいと言えます。もちろん、エンジニア系の職種であれば開発経験は必須でしょう。 ・教育・研究支援 Liigaプレイヤー求人詳細|「IT×教育」企画提案営業/企業研修・学校教育/Eラン最大手/東京/転勤なし/残業月10時間/7期連続増収増益 上記は教育・研究支援企業の求人例です。やはり英語力は必要ありませんが、募集職種に合わせた勤務経験は必要です。とはいえ様々な職種が募集されていますので、門戸は広いといえるでしょう。スケールアップ企業で企業成長のダイナミズム実感と専門的スキルの向上を
ここまで見てきたように、スケールアップ企業で働くことによって企業成長のダイナミズムを間近で感じられますし、自分自身も専門的スキルの面で急成長できる環境があります。もちろんスタートアップと同様に大企業と比較すると不安定な面もあるかとは思いますが、それを補っても余りある経験を得られるでしょう。 加えて、これからは社会生活を送るうえで個人のスキルがより重要になっていきます。スケールアップ企業で揉まれることで地力をつけるのは、キャリアアップを考える人にとっては非常に理にかなった選択肢ではないでしょうか。コラム作成者
外資就活ネクスト編集部
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