【40代向け転職サイト8選】転職サイト・エージェントの選び方・面接対策も!
2022/10/27

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40代の転職では、転職サイト・エージェント選びが重要です。各サービスの強みを把握し、自分に合うものを選びましょう。今回はおすすめサービス8選を紹介するとともに、転職サイトとエージェントの使い分け、未経験の業種・職種での転職先の探し方や面接対策などを紹介します。

【まとめ】40代向けの転職サイト&エージェント8選と比較表

タイプ サイト名 公開求人数 非公開求人数 対応エリア 得意領域 ポイント
総合型 リクルートエージェント 約25万件 約25万件 全国 圧倒的な求人件数のエージェント
リクナビNEXT 約6万件 非公開 全国 未経験も多く幅広い年齢層向け求人サイト
ハイクラス向け ビズリーチ 約8万件 非公開 全国 ハイクラス向けのスカウトサイト
リクルートダイレクトスカウト 約12万件 非公開 全国 ミドル~ハイクラス向けのスカウトサイト
en ミドルの転職 約17万件 非公開 全国 30~40代に特化したハイクラス向けサイト
JACリクルートメント 約1.5万件 非公開 全国 外資・グローバル 外資やグローバルに強いエージェント
女性向け type女性の転職エージェント 約2万件 非公開 首都圏中心 女性向けに特化 女性に特化した幅広い向け年齢向けエージェント
IT・エンジニア向け Green 約3万件 非公開 全国 IT業界 エンジニアやデザイナーなどIT業界の求人サイト

※公開求人数は2022年8月20日時点で、各社トップページまたは求人検索ページで確認できたものを掲載
※非公開求人数については、各社トップページにて確認できた場合のみ掲載

40代向けの転職サイトやエージェントは、大きく総合型と特化型の2種類に分かれます。

総合型の特徴は、その豊富な求人数です。取り扱っている職種や業種も幅広く、未経験可の求人も多くあります。

ただし、求人の中には40代をターゲットにしていないものも多く含まれます。そのためイメージ作りには便利ながらも、求人情報の検索では使いにくさを感じることもあるでしょう。

特化型は、目的や業種ごとに絞り込まれた求人を探しやすい点が魅力です。それまでの経験やキャリアに特化したハイクラス向けをはじめ、女性向け、IT業界向けなどの種類があります。特に40代の転職では、求人数とともに自分に合った求人があるかどうかも重要なので、総合型より特化型サービスの方が使いやすいこともあります。

【関連記事】そもそも非公開求人って何?どんな求人があるの?

Q&A 求人サイトとエージェントは何が違う?どっちがオススメ?

求人サイトとエージェントでは、企業・求職者間のやり取りの仕方が違います。
求人サイトは求人情報が一覧となって掲載されているサイトで、求職者は自分で気になる企業に応募し、企業と直接やり取りします。

これに対して転職エージェントの場合、企業と求職者は直接やり取りをせず、エージェントが両者のやり取りの仲介をします。「リクルートエージェント」のように求人が公開されている場合でも、応募はエージェントを介して行います。

また最近は「ビズリーチ」や「リクルートダイレクトスカウト」のような、スカウト型のサイトも増えてきています。こうしたサイトに登録しておくと、企業や転職エージェントからスカウトの連絡が送られてきます。

ただしスカウトといっても、書類審査や面接がない訳ではありません。スカウトの連絡が届いてからは、転職サイトやエージェントで応募した時と同様の流れで進みます。

Liigaでは、求人サイトのように自分で求人検索できるのはもちろん、登録しておくだけでピッタリの求人案内が届くスカウトサービスもあります。さらに「金融」「コンサルタント」「未経験可」「年収1000万円以上」「マネジメント以上」など求人検索のフィルターも豊富なので、希望条件に合った求人に出会うことができます。

Q&A 転職エージェントって何をしてくれるの?良いエージェントの選び方は?

転職エージェントは、企業からは「求める人材」を、求職者からは「その人の経歴や探している仕事の条件」を聞き、マッチングしてくれる存在です。そのため求職者が経歴や要望を伝えると、その人に合う求人を選んで紹介してくれます。

「自分のアピールポイントが分からない」「転職先の希望がはっきりしない」という場合も、転職エージェントであれば客観的に状況を整理してくれるので転職活動を進めやすくなります。

ただしエージェントはそれぞれ得意分野が異なることから、選び方には注意が必要です。

例えば大手エージェントの場合、取り扱う業種・職種は多岐に及びますが、各業界への理解はどうしても薄くなりがちです。キャリアの方向性が決まっている場合は、自分の求める方向に合った、専門性の高いエージェントを選ぶと良いでしょう。

また忙しいエージェントでは、面接対策などのフォローがおざなりになってしまうことも考えられます。そのため求人数だけでなく、専門性や対応の丁寧さにも注目して選ぶと良いです。

Liigaでは様々な専門性を持つエージェントを紹介しており、利用者の口コミも見られるので、自分に合ったエージェントを見つけることができます。

40代の転職事情と成功率

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以前は「40代の転職は難しい」といわれていましたが、最近では40代の転職も一般的になっています。今や40代の転職者数は、20代、30代とほとんど変わりません。

また転職後の年収も、上記グラフのように「現状維持」または「増加」が全体の約6割。転職してから「今の職場で働き続けたい」と回答している人も約半数に上り、さらなる転職を希望している人は2〜3割に留まっています。
(出典:厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況」より)

【関連記事】40代の転職は難しい?転職者数や年収変化・転職後の満足度

ケース別!おすすめサービスと選び方のポイント

転職活動で利用すべきサービスは、目指す業種・職種、転職回数、転職時期、女性向けのキャリアアドバイスを求めるのかなどで異なります。

ここからは以下の各ケースでのサービス選びのポイントと、おすすめサービスを紹介します。

初めての転職の場合

初めて転職活動をする場合、まずは転職サイトを見てどのような求人があるのか、どういった求人に心惹かれるのかを確認しましょう。そのうえで転職エージェントを活用し、書類や面接の対策を含めたアドバイスをもらうのがおすすめです。

転職サイトとエージェントは、以下のように活用すると良いでしょう。

  • 求人サイトはイメージ作りのため、あまり絞り込まれていない総合型の求人サイト
  • 転職エージェントも、特化型よりは幅広く提案できる総合型
  • これまでのキャリアを踏まえたアドバイスが欲しい場合は、業種や職種に特化したエージェントも活用

初めての転職活動では、転職市場の全体像を理解するためにも求人件数の多い「リクナビNEXT」などがおすすめです。その後で相談するエージェントも「リクルートエージェント」「en ミドルの転職」のように総合型や、特化型でも業種・職種を限定しないところを選ぶようにしましょう。

ただしIT系のように職種が複雑に分かれていたり、コンサルティングのように会社次第で案件や社風が大きく異なっていたりする業界・職種出身の場合は、こうしたバックグラウンドをきちんと理解してくれるエージェントを使うことが重要です。

未経験の業種・職種に挑戦したい場合

未経験の業種・職種に挑戦したい場合、まずは「業種・職種とも未経験」の分野にチャレンジするのか、「職種のみ未経験」「業種のみ未経験」が良いのかで大きく異なります。

業種・職種とも未経験の分野に挑戦したい場合は、以下のように求人サイトを中心に探すと良いでしょう。

  • 業種も職種も未経験の場合、メインで使うのは転職サイト
  • 転職エージェントは、これまでの経験の棚卸しや面接対策のため補助的に活用

未経験可の求人を探すなら、求人件数の多い「リクナビNEXT」などがおすすめです。

結婚や出産などライフステージの変化に伴って「未経験も含めて幅広く探したい」という女性の場合は、女性向けの転職に強い「type女性の転職エージェント」なども候補に入れると良いでしょう。

なお業種または職種のみ未経験というピボットは、40代の転職においては珍しくありません。「未経験」ではなく「経験を活かす」と考え、次の章の「経験を活かした転職がしたい場合」を参考にしてください。

経験を活かした転職をしたい場合

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これまでの経験を活かした転職を希望するなら、転職エージェントを活用するのがおすすめです。エージェントであれば、カウンセリングなどを通して経歴や肩書きだけでは分からない強みを特定してもらえます。
自分の経験を理解してもらうためにも、エージェント選びでは以下のようなところを選ぶのがおすすめです。

  • 転職先の希望を絞り切れていないなら、自分がこれまでいた業種・職種に強いエージェント
  • 入りたい企業や業界が明確なら、その業界に強いエージェント

専門性が高い人ほど、エージェントの求人件数に踊らされないようにしましょう。

一般に大手転職エージェントは、企業への営業と求職者へのアドバイスを別の人が行っていることも多いです。それに対して、小さいエージェントや特化型エージェントは一人の担当者が企業とも求職者とも向き合っていることが多いです。そういったところの方が企業の社風やニーズを細かく理解しており、入社後のミスマッチも少ないです。

特に希望している会社が明確な場合は、その会社のOG/OBが勤めているエージェントなどを選ぶと、他社には公開されていない募集が出てくることもあります。

特にIT・コンサルティング・ベンチャーなどはエージェント選びが重要

エージェント選びで特に注意したいのが、IT・コンサルティング・ベンチャーなど業界特性が大きい場合です。

ITは、同じような名前の職種であっても、実態として役割やスキルが全く異なることが多いです。業界に詳しくないエージェントを利用した場合、面接に行って初めて企業と自分の希望とのズレに気づくということもあり得ます。

コンサルティングの場合も、その会社が持っている案件によって仕事内容が大きく異なります。また社風や評価制度も企業ごとに異なるので、内情まで知っているエージェントを利用しないと入社後のギャップに耐えられない可能性もあります。

ベンチャーの場合は、企業の成長フェーズによって担当領域の広さが大きく異なります。どういった段階の企業に転職したいのかをエージェントと擦り合わせると良いでしょう。

すぐにでも転職したい場合

「仕事を辞めてしまった」など、すぐにでも転職先を見つけたい場合は複数の求人サイトと転職エージェントを併用する必要があります。「気になったらとりあえず応募」くらいのテンションで転職活動を進め、面接を受けながら企業の見極めをしていきましょう。

転職サイトやエージェントは以下のように選ぶのがおすすめです。

  • 求人サイトは幅広く探せる「総合型」とピンポイントで探せる「特化型」を併用
  • 転職エージェントも総合型の大手は必須
  • 進捗が芳しくなければ、求人サイトも転職エージェントも積極的に追加していく

求人サイト「リクナビNEXT」や転職エージェント「リクルートエージェント」など、大手は登録しておくと良いでしょう。

また40代向けに特化した求人サイト「en ミドルの転職」なども登録して、応募件数をとにかく増やすことが重要です。

急がず「良いオファーがあれば転職したい」という場合

転職を急いでいないのであれば、自分に合った求人だけをお知らせしてもらうスタンスで活動すると良いでしょう。信頼できるエージェントか、或いはスカウト型サービスがおすすめです。

  • 希望が明確なら、それに合った求人だけを紹介してくれる転職エージェント
  • 自分を評価してくれる企業を幅広く検討したい場合はスカウト型サービス

転職エージェントの場合、「こういう求人があれば連絡して」と伝えれば、条件に合う求人が出てきた時に連絡をしてくれます。40代では条件なども踏まえて良質な求人だけを期待する人も多いので、ハイクラスに特化したエージェント「JACリクルートメント」などがおすすめです。

またLiigaでも、登録することで条件にあったスカウトをお届けしています。40代にあったハイクラスな求人も多いので、ぜひ登録してみてください。

LiigaのサービスQ&A

Q&A Liigaって転職エージェントなの?求人サイトなの?

Liigaは求人サイトと転職エージェント紹介の両方を兼ね備えたサービスです。

企業が掲載している求人も、転職エージェントが持っている求人も検索することができます。また転職エージェントの口コミ評価を見ることもでき、面接対策に役立つコンテンツもあるので、利用者様の転職活動を総合的にサポートします。

Q&A Liigaは40代でも使えるの?ハイクラスの求人もあるの?

Liigaは40代の方にも利用されており、ハイクラスの求人も多く取り揃えています。

例えば40代以上の利用割合は全体の約10.2%、最高年収が1000万円以上の求人は全体の約80.4%を占めています。

求人や口コミを見ながらのエージェント検索ができるのはもちろん、登録しておくだけで条件にあった求人が届くので、「直ぐに転職したい」というヒトにも「今は転職を急いでいない」という人にもぴったりのサービスです。

コラム作成者
外資就活ネクスト編集部
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